
〈朝鮮歴史人物〉麗玉と「箜篌引」(2)
2013年04月22日 15:19
ある日、麗玉は隣の家に住む麗容という女性と共に、城内で起きたことで涙を流した。裨王(古朝鮮の高い位の官職)の親戚になる人が病気にかかり死んだが、彼がつれていた奴婢60人あまりを彼の妻と共に墓の中に埋め…

〈本の紹介〉辺見庸著「国家、人間、あるいは狂気についてのノート」を読む/ 河津聖恵
2013年04月16日 16:06
「内面化された『私達のファシズム』」をあぶり出す」 大震災以後この国では、表層と深層、国家と人間、身体と心、言葉と意味の乖離が、もはや止めようもなく進行している。深層が表層を突き破り、新たな災厄や戦争…

〈本の紹介〉金光烈著「内鮮融和」美談の真実ー戦時期筑豊・貝島炭礦朝鮮人強制労働の実態
2013年04月16日 15:13
歴史の事実から目を背けるな 齢86の金光烈さんの著書、「内鮮融和」美談の真実―戦時期筑豊・貝島炭礦朝鮮人強制労働の実態―が緑蔭書房から出版された。 心血を注いだ著者渾身の労作である。

〈歴史×状況×言葉 31〉中野重治(4)/植民地と講和条約後の日本を同一視!?
2013年04月12日 16:39
安倍内閣が1952年のサンフランシスコ講和条約発効日である4月28日に、「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」を開催すると決定した。沖縄その他を切り捨てながら、かつて「屈辱の日」「売国の日」などとも…

〈本の紹介〉姜信子、ザーラ・イマーエワ著「旅する対話 ディアスポラ・戦争・再生」
2013年04月12日 14:50
明日を生きる人たちの運命の軌跡 これは、在日三世の作家である姜信子さんと、チェチェン人映像作家であり、国際アートセラピーセンターDiDi創立者のザーラ・イマーエワさんによる対話の記録。朝鮮とチェチェン…

〈朝鮮歴史人物〉民族の建国の始祖、檀君(5)
2013年04月12日 14:21
これは、当時としてはかなり発展した法といえる。この時期の法は大体、目に損傷を与えた場合は目で、歯を傷つけたときは歯で、物の場合は同じ物で、害を与えた者に被害を受けた者が同等な報復をする「同害報復」制度…

〈ハングルの旅 20〉日本でのハングル普及活動
2013年04月10日 16:04
「ハングル」能力検定試験と学友書房の辞書編さん 今年の6月2日、NPO法人ハングル能力検定協会による第40回「ハングル」能力検定試験が日本各地で実施される。1992年10月9日に創立されたハングル能力…

〈本の紹介〉山花郁子著「アジア・子どもの本紀行」
2013年04月10日 15:54
子どもの本で平和を作ろう 80歳の児童文学者と18歳の孫娘とのはじめてのベトナム・カンボジアへの旅行記。名所をめぐりながら、子どもに読んでもらいたいアジア関係の本をブックガイドする。そして長年図書館員…