TODAY 2026年 09月 06日

ニョメン・オーガナイジング㉖顧問になる日、受け継ぐ想い/文・イラスト=張歩里

ニョメンレジェンド、委員長卒業 組織には「就任の日」はあっても、「顧問になる日」はそう何度も訪れない。 わが支部大会も無事に終了し、新しい役員が選出され、新たな期がスタートした。 今大会をもって、30…

ニョメン・オーガナイジング㉕そのかっこよさの正体/文・イラスト=張歩里

熱気あふれる女性同盟大会 5月末に開催された総聯第26回全体大会。その熱気が冷めやらぬまま、本部や支部の大会が次々と開かれ、各団体の総会も続いていく。まるで季節そのものが一気に動き出したかのような、目…

ニョメン・オーガナイジング㉔負けるな!拳に込めた合言葉/文・イラスト=張歩里

アドバイスを超えた「言葉」の交感 5月9日、女性同盟中央が主催する第16回オモニ会会長、子育て支援部長会議(東日本)の会場に身を置いた。 北海道から愛知まで、各地から集まったのは100人を超える女性た…

ニョメン・オーガナイジング㉓つながりを、もう一度/文・イラスト=張歩里

つながりが途切れたその先で 最近、ニョメン会議で紹介されたある地域の一つの実践が、じわじわくる。それは、「日本学校に子どもを通わせる保護者」を対象にした、小さなトークカフェの取り組みだ。 この地域では…

ニョメン・オーガナイジング㉒オンマサークルから始まる性教育/文・イラスト=張歩里

いま問い直される性教育 つい最近、ニュースで「学習指導要領」の改定に向けた議論について報じられていた。 学習指導要領はおよそ10年に一度見直される教育の基本方針だが、その中で「受精」や「性交」を授業で…

ニョメン・オーガナイジング㉑未婚女性は入りづらい?~ニョメンの現在地/文・イラスト=張歩里

更新されるべき「典型像」 今や女性が働くことはごく当たり前になり、誰もが結婚や出産を経験するとは限らない時代になった。 我が分会にも、30代の未婚同胞女性としてニョメン活動を担う可愛い後輩たちがいる。…

ニョメン・オーガナイジング⑳ウリマルがつなぐ同胞家族の現在地/文・イラスト=張歩里

大きな器としての「国語」教育 月刊『イオ』2月号に掲載された漫画を読んで、思わず目頭が熱くなった。 過去の在日朝鮮学生「コッソンイ」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)受賞作を漫画化し、毎月紹介している…

ニョメン・オーガナイジング⑲同志富者の女たち/文・イラスト=張歩里

別れの場に立ち現れた女たち 大阪のイモ(おば)が死んだ。 幼いころに読んだ小説『西の魔女が死んだ』(1994、梨木香歩)を思い出し、印象的な冒頭フレーズをそのまま借りてみた。 私には6人のイモがいる。…

ニョメン・オーガナイジング⑱スクロールの時代、誘いの温度を考える/文・イラスト=張歩里

「誘うこと」の再考 本欄で前回、日本の近所の友人たちを「誘う」ことについて考えてみた。ところがふと気づくと、最近は同胞の集まりやイベントのお知らせも、SNSで一斉に送られてくるのがすっかり主流になって…

ニョメン・オーガナイジング⑰身近なプラットホーム作り/文・イラスト=張歩里

目の届く「世間」から 昔は仕事と自分の生活にしか関心がなかったため、近隣住民や地域の催しとは疎遠であった。 しかし、子どもが保育園に通うようになって、新しい社交場ができるようになった。自己紹介を交えた…

ニョメン・オーガナイジング⑯「食」というコミュニティー作り/文・イラスト=張歩里

「食」によって作られる ひとは食べたものでできている。あたり前かもしれないが肌も、髪も、骨も、内臓も、血液も、私たちの体は全て、口にしたものからできている。 第一子の子育てのときから、初めてスーパーで…

ニョメン・オーガナイジング⑮チームで乗り越える名もなき仕事/文・イラスト=張歩里

「見えない家事」「名もなきサオプ」 子どもが初級部生になり初めて「夏休みの壁」にぶち当たった。 子どもとの時間が急激に増える夏休みは、親にとって試練の季節なのだ。 夏休みを満喫する子どもを横目に、親は…

ニョメン・オーガナイジング⑭「選挙ヘイト」の中で暮らす/文・イラスト=張歩里

恐怖心が先に 私の居住地域はアジアのさまざまな国や地域にルーツを持つ人々が多く暮らしている。うちの子どもが通う小規模保育園も、三分の一くらいが外国ルーツの子どもたちである。 現在日本に在留する外国人数…

ニョメン・オーガナイジング⑬ニョメン結成世代に学ぶ/文・イラスト=張歩里

恐れ知らずでパワフルな声 総聯結成70周年に際して金正恩総書記が総聯活動家と在日同胞に寄せた書簡「結成世代の愛国精神を受け継いで、在日朝鮮人運動の偉大な新しい歴史を記していこう」の学習、真っ最中である…

ニョメン・オーガナイジング⑫5・25書簡におもうこと/ 文・イラスト=張歩里

未曽有の道のりだからこそ 2025年5月25日。在日本朝鮮人総聯合会結成70周年を迎えた日、金正恩総書記が総聯活動家と在日同胞に寄せた書簡を読み、胸を熱くした同胞は少なくはないであろう。 青二才の私で…

ニョメン・オーガナイジング⑪同胞「コンノリ」をスケッチする/ 文・イラスト=張歩里

「コンノリ」という風景 年度が変わって様々な物事が新たなスタートを迎える「春」は心躍る季節である。 冬が去ってポカポカと暖かくなる季節ということもあり、お花見は同胞にとっても春の代表的なイベントとなっ…

ニョメン・オーガナイジング⑩歴史を「引き受ける」処方箋/文・イラスト=張歩里

極めて敏感な感受性 昨年、女性同盟分会の30代の若手で、ニョメン顧問をお呼びして、「関東大震災朝鮮人虐殺」に関するお話を聞く場を設けた。 私の居住地域のオルシンたちには、昔から親や近隣住人に1923年…

ニョメン・オーガナイジング⑨固定化したり分断させない同世代交流/文・イラスト=張歩里

インターバルが欲しい! 最近、わがニョメン支部では「縦」だけではなく「横」の繋がりを強化していこうと、同世代の集まりを企画している。それは昨今、子どもが卒業しハッキョコミュニティーから一度離れてしまう…

ニョメン・オーガナイジング⑧育児に介護… ケアの営みを共有/ 文・イラスト=張歩里

「磯野家」に存在しない二つの層 日曜の夕方「サザエさん」を見ていたうちの子どもたちが、明らかに「磯野家」の家族構成を見誤っていた。カツオの母をサザエさんと勘違いしていたのだ。高年夫婦と青年夫婦、小学生…

ニョメン・オーガナイジング⑦ご近所からの社会運動/文・イラスト=張歩里

あいさつ程度の付き合い 私はつい最近まで、近所に住む日本人と話すことに「ためらい」があった。 幼少期から朝鮮学校に通い、思春期を迎えるころには朝鮮人に対する物理的暴力や威嚇が吹き荒れていたし、明らかに…