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〈World Opinion〉憲法再解釈は納得し難い転換/ニューヨークタイムズ

アジアの緊張緩和に逆行 7月1日の閣議決定「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」と安倍首相の記者会見を受けてニューヨーク・タイムズは7月2日、「日本と軍事力の制限…

〈ニュースの窓〉パックスアメリカーナの終焉

ドル支配体制の崩壊が始まった 「パックスアメリカーナ」(米国の覇権による世界秩序)の象徴であるドルが世界機軸通貨としての地位を急激に失いつつある。その兆候は今や、誰の目にも明らかだ。

〈ニュースの窓〉集団的自衛権行使の容認、閣議決定

軍国主義者らの夢、「戦争国家」へ 日本政府は1日、これまでの憲法解釈を変更して、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定をした。閣議決定では「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃」で、国民の生命な…

〈World Opinion〉内乱に備える米国/戦略的文化財団

米国式資本主義の危機 「戦略的文化財団」のフィニアン・カニンハム氏は「再び戦争へと燃え上がる米国資本主義」と題するコラム(6月9日付)で米国が密かに内乱鎮圧計画を進めている事実を明らかにした。 米国を…

〈ニュースの窓〉米国の戦略と日本の集団的自衛権

禍災もたらす「パンドラの箱」 日本の安倍政権は、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を目指している。国内の反対世論などお構いなしだ。憲法9条を形骸化させ、戦争ができる体制をつくろうとする政権には、米国…

〈World Opinion〉国連人権委報告でNSAによる盗聴批判/「ベルリナー・ツァイトゥング」

米国にとって役に立つ警告 ドイツ紙・「ベルリナー・ツァイトゥング」(電子版、4月7日)は、米国国家諜報機関が全世界的規模で外国要人の盗聴問題で国連人権委員会が厳しく批判する報告書を発表したことと関連し…

〈World Opinion〉米国のレジームチェンジ工作/「ロシアの声」

「カラー革命」、チュニジアからウクライナまで 「ロシアの声(Voice of Russia)」(4月12日、英文・電子版)は、米国による政権転覆のための「カラー革命」について、「最初にチュニジア、次に…

〈経済危機のここに注目 7〉大恐慌の可能性と今後の見通し

リーマン・ブラザーズの破綻処理を契機に一気に世界中に拡散した金融危機のパニックは、実体経済にも波及し深刻な世界同時不況へと連鎖したが、各国政府の銀行への流動性供給や公的資金注入、大規模な景気刺激策など…

〈経済危機のここに注目 6〉「戦後最大の経済危機」の本質

前回まで深刻な経済危機の様相を探ってきたが、今回は経済危機の歴史的意味についてまとめてみたい。 今の金融危機と世界不況のより大きな問題はとりもなおさず、資本主義経済構造そのもののゆきづまりが、はっきり…

〈経済危機のここに注目 5〉新興国にも波及、グローバル危機

今回の経済危機の重要な特徴は先進国だけではなく、新興国にまでその影響が波及していることである。ある意味では新興国の連鎖破綻が危機を一層深刻化させていると言える。 中・東欧を中心とする中小新興国が、相次…