
共通する原動力
2022年02月25日 09:00
昨年、学校創立60周年を迎えた埼玉初中で2月19日、人工芝グラウンドの落成式が行われた。周年事業の一環としてグラウンドの人工芝化を推進してきた同校。この日の落成式には、在校生や教職員のほか一部同胞たち…

危機管理の初動
2022年02月21日 15:36
2年前の今日、厚生労働省が公表した資料によると、日本国内で確認された新型コロナ感染者は144人。当時は東京五輪を控え、楽観ムードも一部で漂っていた。屋形船で宴会を楽しむ観光客、クルーズ乗船客への対応も…

「北朝鮮」蔑視・制裁と在日朝鮮人/金誠明
2022年02月21日 14:00
先日、留学同東京主催の特別展・シンポジウムを準備する過程で、ウリハッキョや在日朝鮮人に対する差別の問題について話し合う機会があった。 日本の学校に通う多くの同胞学生は生活の中で、「北朝鮮」差別から逃れ…

〈時事エッセー・沈黙の声 20〉佐渡鉱山世界遺産申請の愚/浅野健一
2022年02月21日 09:25
強制労働否定の”歴史戦“ 岸田文雄政権は2月1日、朝鮮人が強制労働させられた新潟県の佐渡鉱山(または佐渡金山)を世界文化遺産に登録することを求め、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦し、省庁横断型の…

〈学美の世界 38〉多様な表現のリアリティと感性の進化/朴一南
2022年02月20日 09:12
「憂い」「そわそわ」「どきどき」など複雑な人の感情や音楽的ニュアンスを表そうとすると、具体的な実像は浮かび難く、アクションペインティングのような抽象的な表現になりがちだが、かえってその方が複雑な感情や…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 41〉連帯の神話を超えるために/書評・廣瀬陽一「中野重治と朝鮮問題」を読む
2022年02月20日 09:11
廣瀬陽一著「中野重治と朝鮮問題――連帯の神話を超えて」が手元に届いた。終生朝鮮と向き合い続けた中野重治の朝鮮認識、その変容と発展の過程について、主として敗戦後から晩年までのテクストを、朝鮮、在日朝鮮人…

〈民族教育と朝鮮舞踊13〉平壌音楽舞踊大学の通信教育①―専門部
2022年02月18日 12:01
「하늘의 별 따기(夜空の星を手に入れる)」 近年世界でも、子どもの包括的な発達の観点から、自主性と創造性、社会性と文化的アイデンティティを育む学習手段として、学校における芸術教育が重視され、その役割…

トイレの掲示文
2022年02月18日 10:07
いつごろから増えたのか、駅やコンビニのトイレに入ると次のような文章が掲示されている。「いつもトイレをきれいにご利用いただき、ありがとうございます」。こんな文章を見るたびに、何か釈然としない気持ちになる…