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〈朝大専門家の深読み経済14〉社会主義としてみる中国経済(上)/張景瑞

2005年に発足した在日本朝鮮社会科学者協会(社協)朝鮮大学校支部・経済経営研究部会は、十数年にわたって定期的に研究会を開いています。本欄では、研究会メンバーが報告した内容を中心に、日本経済や世界経済…

置き去りにされた生存者

ノーベル平和賞授賞式で演説した日本原水爆被害者団体協議会の代表委員は、韓国など国名を列挙し、日本で被爆した人が諸外国にいるとしながらも、在朝被爆者には触れなかった

〈時事エッセー・沈黙の声 54〉米国の責任不問・朝鮮人被爆者除外の被団協/浅野健一

ノーベル平和賞の「反ロ」政治利用 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)へのノーベル平和賞授賞式が10日、ノルウェーのオスロで行われた。長崎で被爆して親族5人を亡くした田中熙巳(てるみ)代表(92)の演…

〈ものがたりの中の女性たち85〉「死した魂だけでも清らかな鬼神に」―淑英

あらすじ 世宗王の時代、安東に住む没落貴族・白尚君(ペクサングン)とその夫人鄭氏は、熱心に寺に通った甲斐あってかひとり息子・仙郡(ソングン)を授かる。長じた仙郡は読書中にうたたねし、淑英(スギョン)と…

【寄稿】プラハから届いた「朝鮮のあかい旗」/鄭栄桓

中野重治のエッセーに導かれ 作家・中野重治(1902-79)に「朝鮮の旗」というエッセーがある。朝鮮総聯(朝鮮時報の前身の日本語紙)第33号(1958年9月1日付)に掲載されたこの小文は、中野と太極旗…

大同江ビアホールの写真

平壌のニュータウン・林興通りにオープンした和盛大同江ビアホールの一角に目を引く1枚の写真がある。写真の主人公は、豪快にジョッキを傾ける大阪の同胞たちだ

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 72〉森村誠一「笹の墓標」

犠牲者の宿怨、未来世代の宿題 11月のはじめ、北海道初中高級学校にて開催された第24回日朝教育シンポジウムに筆者はパネラーとして招かれた。朝鮮学校と日本学校の教員、関係者約200名が一堂に会し、北海道…

平壌ホテルとソルマジ公演

ソルマジ(迎春)公演に参加する児童・生徒たちが日本を発った後、平壌から届く第一報は、決まって子どもたちが平壌ホテルのエントランスでスタッフたちから歓迎を受ける場面だった。お馴染みの光景が5年ぶりに再現…