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地方の学校の特色

2月末、大学の同窓生と山口県下関市で会うついでに山口初中の学芸会を観覧した。同校が掲げている「心をひとつに!咲かそうウリマルの花!」というスローガンをテーマにした公演の舞台には、様々な演目が上がった …

都合のいい条例

「都民の理解が得られない。東京都こども基本条例にしたがって考えた時、都はこんな主張をこれ以上突き通せないはずです」。 要請での一言が印象に残っている。朝鮮学校支援団体や超党派議員からなる「都議会勉強会…

朝鮮の灌漑システム

朝鮮で農業の安定的発展のため灌漑システムの完備に努めている。この報道に接して思い浮かぶのは02年10月に竣工した价川―泰成湖水路だ。平安南道と平壌市、南浦市の15の市・郡・区域の広大な農地に農業用水を…

「解決法」の黒幕

南政府が日帝植民地時代の強制徴用被害者たちの賠償問題に関する「解決法」を発表した直後、バイデン大統領が声明で「今後、米・日・南の関係を強化し増進させることを期待する」と述べた。日本に免罪符を与える「解…

〈民族教育と朝鮮舞踊25〉連載を終えて

経験を次世代に 2021年1月から2年間、24回にわたり「民族教育と朝鮮舞踊」のタイトルで連載記事を書かせていただき、先ずは愛読してくださった読者のみなさまに感謝を申し上げたい。 20年の夏に朝鮮新報…

当事者への想像力/徐麻弥

先日、国会でなされた、育休・産休中の学び直し支援がキャリアアップにつながるという「育休中にリスキニング」発言が問題になった。 私は第一子を妊娠した時、資格取得のために通信制の大学に在学中だった。当時は…

〈FOCUS!〉裵さんのカレンダー

九州、山口の日本学校などで在日朝鮮人史の語り部をしている裵東録さん(79)。いつも民族衣装をまとい、車いっぱいに荷物を乗せて子どもたちのもとへ向かう。 取材した2月初旬、講演の頻度について尋ねると大き…

取材ノートに記すもの

引出しにしまっている過去の取材ノートを読み返した。 筆跡から蘇る情景―4.27板門店宣言に沸いた同胞社会、東日本大震災10年の節目に訪れた被災地、地方歌舞団公演でのオッケチュムの輪に、留学同で民族の心…