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防疫関係者を再教育

労働新聞は最近も、朝鮮各地で徹底的に行っている防疫事業について報じている。報道は週2回程度で、以前に比べて回数は顕著に減った。内容を見ると、読者に注意を喚起したり、規定の遵守を呼びかける記事よりも、防…

勝利像

戦勝70年を祝う閲兵式が行われた金日成広場でとりわけ目を引いたのは中央に設置された「勝利」像だった。共和国旗を高く掲げた人民軍勇士をモチーフにした彫刻「勝利」像は、1950年代の勝者の尊厳と気概を象徴…

米国戦車の砲身で設備

江原道南部に位置する1211高地は朝鮮人民軍の偉勲と勝利の象徴だ。戦勝70周年を迎え1211高地戦闘に関する資料を見ていて、元山市取材時に見かけた合成樹脂の成型機を思い出した ▼この戦闘で人民軍は、敵…

NEDの正体

中国外務省が昨年5月、米国政府の「隠れみの」としての米民主主義基金(NED)に関するファクトシートを載せた。それほど中国にとっても由々しい国際問題であることを示すものだ。

〈読書エッセー〉晴講雨読・北南離散家族の物語『アリランの青い鳥』/任正爀

日本で朝鮮人科学者について書かれた本は5冊であるが、日本人作家によるものが二冊ある。その一冊が1984年に講談社から出版された遠藤公男『アリランの青い鳥』で、朝鮮を代表する鳥類学者・元洪九博士の有名な…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 57〉「難死」をのりこえる一世の「勁(つよ)さ」/小田実④

小田実(おだまこと)の描いた在日一世の「オモニ」の、生活実感における即物性と現実的態度、そして格言のように真理を突く人生哲学の言葉は、「通念に基づくタテマエをまっこうから粉砕する力」を持つ。 日本へ仕…

〈戦時文学から見る朝鮮戦争5〉戦争第四段階の文学(1)

民主建設期の尊い生活を守るため 戦争第四段階(1951・6・11-1953・7・27)からは戦線が膠着し、陣地防御戦に突入。停戦交渉も始まる。この頃から作品の思想性・芸術性が格段に向上したとされている…

農業は天ではなく

「農業は天ではなく人が行う」。朝鮮各地の農場でよく聞かれる言葉だ。さらにもう一つ尾びれがついて、「農業は人と科学が行う」と言われるようになって久しい