
ニョメン・オーガナイジング②ミクロとマクロが連動した学び/文・イラスト 張歩里
2024年06月06日 14:55
最前列で学ぶオルシン コロナが明けて久しぶりに開かれた「支部同胞新年の集い」に参加した時のことだ。そう、新年の集いとは、専門家を招き朝鮮半島と在日同胞を取り巻く情勢を聞くという、あれである。 支部や分…

「総聯ニュース」を通じて
2024年05月24日 09:24
労働新聞に総聯や在日同胞のニュースを扱う固定欄がある。「総聯ニュース」は祖国訪問が中断されてから2年が経過した22年3月14日付に初めて登場して以後、ほぼ毎週掲載されている。労働新聞で長く総聯に関する…

〈まるわかり! 法律で知る朝鮮10〉市・郡発展法にみる朝鮮の決断/李泰一
2024年05月24日 08:36
地方発展政策を法的に担保 ■はじめに 周知の通り、今年に入り朝鮮は「10年創造大戦」に突入した。その名も「地方発展20×10政策」、非常にユニークな名称である。 朝鮮には計200の市・郡が存在する。本…

学生最後の春に/河美珠
2024年05月24日 06:00
朝大に入学して4回目の春を迎えた。卒業年度になり早くも「学生最後」のイベントを数多く経験している。

〈読書エッセー〉晴講雨読・司馬遼太郎の対照的な二つの小説/任正爀
2024年05月23日 09:40
去年は日本の国民的作家といわれる司馬遼太郎生誕100年であった。それを記念するイベントもあったはずだが、それほど話題となった感じがしない。近年、「明治の指導者、国民は良かった。戦前の昭和は本来の日本で…

〈ものがたりの中の女性たち79〉「祖国へ向けた矛先を収めなさい」―鹿足夫人
2024年05月20日 13:45
あらすじ 高句麗時代、平壌に「鹿足夫人」が住んでいた。足が鹿の脚のようだとそう呼ばれる。息子が3人いたが、彼らの足も鹿の脚のようだった。近所の子どもたちがはやし立てるので、夫人は息子たちにいつもポソン…

〈時事エッセー・沈黙の声 47〉対中戦争に巻き込む軍事拠点空港港湾指定/浅野健一
2024年05月18日 06:00
米対中戦略で全国16カ所を軍事利用 「数十年の平和主義を捨て、自国を真の軍事大国にすることを望む」(米誌「タイム」23年5月22・29日号)岸田文雄首相は今年4月1日の関係閣僚会議で、軍事三文書(20…

経済安保と無縁の国
2024年05月15日 15:10
新型コロナによるサプライチェーンの寸断、ウクライナや中東における戦争長期化など世界情勢を背景に、経済安保という概念が、軍事的安全保障と共に重視されるようになった。米国が追随勢力らと画策する経済安保協力…