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〈ものがたりの中の女性たち66〉「正しくないことは死んでもできない」―ある夫人

あらすじ 豪胆で有名なある娘が婿を探していた。彼女は「情けない男は願い下げだ」と公言し、自分の前でもじもじするような男は相手にしない。噂が立ち、彼女と結婚しようとする者はなかなか現れない。ところがある…

〈トンポの暮らしを支える/こちら同胞法律・生活センターです! 31〉労働力不足による外国人雇用と共存

コロナウィルス感染症の勢いはますます拡大しています。そのなかで、「行動制限」緩和によりサービス業、飲食業などが活性化する一方で、人手不足が深刻化しています。

〈読書エッセー〉晴講雨読・戯曲『ゼロの記録』と『父と暮らせば』/任正爀

過日、所用で広島を訪れた。科学史を研究する者にとってはすぐに原爆のことが頭をよぎり、なんとなく緊張感をもってしまう。それでも、この時は広島朝鮮初中高級学校学生を対象とした講演が仕事の一つであり、すこし…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 53〉根っこを探し、真っ暗闇を走れ/森崎和江③(追記)

昨年6月に亡くなった森崎和江のことを以前本欄で書いたが、先月森崎その人をモデルに創作された劇団椿組の新春公演「まっくらやみ・女の筑豊(やま)」が新宿で上演された。その感想を綴りたい。 1958年、若い…

〈民族教育と朝鮮舞踊25〉連載を終えて

経験を次世代に 2021年1月から2年間、24回にわたり「民族教育と朝鮮舞踊」のタイトルで連載記事を書かせていただき、先ずは愛読してくださった読者のみなさまに感謝を申し上げたい。 20年の夏に朝鮮新報…

〈学美の世界49〉纏わぬもののカタチ/康貞淑

連なる発想を膨らませた後、間をあけて客観的に判断する。このプロセスの循環が、カタチとなる。カタチは千差万別だが、ひた向きに追い求める者の姿や率直さはみな眩しく映る。 ◇◇ 丸いものは何だろう。太古の生…

〈ものがたりの中の女性たち65〉醜い春香から美しい春香へー「薄色春香説話」

あらすじ 春香は官妓月梅の娘で、醜い容貌のせいで30歳を越えて未婚である。ある日、川で洗濯をしていると、南原府使の子息である李道令(若様)を見かける。名は蒙龍である。その後、恋煩いで寝込むようになった…

〈読書エッセー〉晴講雨読・山本義隆『福島の原発事故をめぐって』が語るもの/任正爀

2011年の東日本大震災から12年になろうとしている。ちょうど干支が一回りする年月で復興もそれなりに進んでいるが、まったく目途が立たないのは福島原発の事故処理である。それも当然で、人間は放射能を制御で…

〈続・歴史×状況×言葉・朝鮮植民地支配と日本文学 52〉パレスチナの教育問題とウリハッキョ

映画「教科書のナクバ」を観る アル・ジャジーラ制作のドキュメンタリー映画「教科書のナクバ」の日本語版完成を記念し、2月4日(東京大学)、11日(京都大学)に上映会があり、京都の会で、日本の文脈・在日朝…

〈時事エッセー・沈黙の声 32〉命脅かす入管法改悪案再提出/浅野健一

国際水準に適った人権保障を 岸田政権は今国会に2021年の国会で廃案になった入管難民法改正案(以下、入管法改悪案=旧法案とする)の再提出を予定している。旧法案は名古屋出入国在留管理局で収容中のスリラン…