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〈学美の世界 23〉子どもたちの表現の力/金洸秀

絵であったり、歌であったり、文字、ダンスなど、何かを表現するという大切なことを子どもたちに伝えていくことに少しプレッシャーがあるが、日々進化していく子どもたちの表現力には毎度のごとく驚かされるものが多…

金剛山歌劇団、2020年公演をスタート/愛知で800人が観覧【詳報】

金剛山歌劇団2020愛知アンサンブル公演/800人を魅了【1報】

感謝、感動に包まれた待望の2020年初公演 金剛山歌劇団2020愛知アンサンブル公演が15日、愛知県名古屋市の日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで開催された。 会場には、総聯愛知県本部の徐春元委員長、…

〈若きアーティストたち 147〉ピアニスト・ピアノ講師/黄有希さん

「もっと広い世界を」 取材に伺ったのはコロナ禍真っただ中の6月。黄有希さんは「こんな時期だから仕事が減っていて…キャリアを振り返りながら、今後について考えていた。だからこの時期にインタビューに来てくれ…

〈学美の世界 22〉良い作品の向こうには作家の姿が見える/崔誠圭

学校に入ったばかりの1年生の作品は無垢な驚きがあるが、2年生は思考力が高まり無意識と隣り合わせなイメージとの狭間で常に揺らいでいる。週に一度ある図工の時間「無意識の扉」を自由に開ける柔軟さで、難なく心…

〈本の紹介〉朝鮮女性史 歴史の同伴者である女性たち/盧桂順著

歴史を担った事実に照射 洋の東西を問わず「正史」とされる史書に記され、広く知られている人物は、そのほとんどが男性である。朝鮮民族5千年の歴史においても例外ではなく、「『三国史記』『三国遺事』『高麗史』…

わたしがおくりたい金メダル/ともだち展で見る交流の軌跡

日本、朝鮮半島、中国など、東アジア各国の子どもたちの絵を通じた交流を積み重ねてきた「南北コリアと日本のともだち展」(以下「ともだち展」)。2001年、「東北アジア地域の平和から21世紀の世界平和を願」…

「ありがとう」あふれる作品/第19回南北コリアと日本のともだち展・東京/初のオンライン開催

第19回南北コリアと日本のともだち展(以下、「ともだち展」)・東京が7月1日から今月31日までオンライン展示の形式で開催されている。(主催=同実行委) 今回のテーマは「わたしがおくりたい金メダル」。家…

〈学美の世界 21〉作品のリアリティーと実感/朴一南

良い作品には、作者のモノの見方や考え方など表現者としての視点を強く感じる。 何かを感じ取り表そうとした時、視覚的表層では無いリアリティーが生まれる。 リアリティーとは実感であり、実感によってリアリティ…

〈本の紹介〉ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー/ブレイディみかこ著

誰かの靴を履いてみること 「『老人はすべてを信じる。中年はすべてを疑う。青年はすべてを知っている』と言ったのはオスカー・ワイルドだが、これに付け加えるなら、『子どもはすべてにぶち当たる』になるだろうか…