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〈コッソンイ・繋 -統一への思い咲かせ―〉忘れられないオンニ(上)/李笑美さん(1992年、東京第6初中・中3)

4.24教育闘争73周年に際して南朝鮮で出版された「コッソンイ」第3集「私たちは統一に走って行きます」には、1982年から2019年までの「コッソンイ」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)入選作品のうち…

〈本の紹介〉コロナ時代のパンセ―戦争法からパンデミックまで7年間の思考/辺見庸著

現代日本への痛烈な警告の書 コロナ禍の日常に忍び寄るというより、勢いを増す思想、言論統制。4月末には日本政府が「従軍慰安婦」の表現を「慰安婦」とする答弁書を閣議決定し、文科省は今後の教科書検定に適用す…

高句麗壁画を展示/長野県立美術館「東京藝術大学スーパークローン文化財展」で

高度な技術で再現 朝鮮の名高い世界遺産が日本の長野の地で現代によみがえった。 長野県立美術館完成記念・東京藝術大学スーパークローン文化財展「未来につなぐ―新美術館でよみがえる世界の至宝―」が4月10日…

〈学美の世界 29〉子どもの造形力に憧れる/金順玉

作品から漂う愛着心について3つの作品を紹介する。

“どこまで自由であり得るのか”/李晶玉個展「記号の国」

「Mt.Paektu」など新作4点を披露 同胞美術家の李晶玉さんの個展「記号の国」がギャラリーQ(東京都中央区銀座)で開かれている。17日の初日には文芸同中央の尹忠新委員長、同胞、美術関係者たちが会場…

李晶玉個展「記号の国」/“不自由は魅力的なモチーフ” 、5月17日(月)~5月22日(土)

同胞美術家の李晶玉さんが個展を開く。1948年創刊の美術専門誌「美術手帖」2019年12月号の表紙を飾るほか、グループ展を多数開催してきた。個展としては「『神話#1』eitoeiko」(東京、2018…

〈友好への種を撒こう 10〉作家/野村路子さん

皮膚感覚での「排除」なくすこと 第2次世界大戦中、ユダヤ人強制収容所(※1)の一つであるテレジン収容所で子どもたちが描いた絵の展覧会を開き、その事実を語り継ぐため30年にわたって生存者を取材してきたノ…

〈寄稿〉特別公演「春のかおり」、金剛山歌劇団に祝福あれ

美を凝縮した世界に緊縛され 憂いを一掃する魅力を満喫 4月7日、北とぴあ(東京都北区)で開催された金剛山歌劇団の特別公演の段丘状の客席は、新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るう環境下で半数の入場制限…

〈本の紹介〉沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか/安田浩一著

「公平性の呪縛」を突く 本書は2016年6月に発売された「沖縄の新聞は本当に『偏向』しているのか」を文庫化、加筆したもの。沖縄の2大新聞の琉球新報と沖縄タイムスの記者、元記者ら約20人へのインタビュー…

〈人・サラム・HUMAN〉佐喜眞美術館館長/佐喜眞道夫さん(74)

美術館で歴史を語る 沖縄戦が終わった翌年の6月、疎開地であった熊本県で生まれる。沖縄県出身の両親から島の美しい自然や文化の話を聞いて育ち、行ったことのない故郷に思いをはせるように。 1954年夏、家族…