公式アカウント

〈学美の世界 30〉「余計なこと」を教えず自立を促する/玄明淑

大人が統制しやすい画一化された「地図型知性」ではなく、不確実なこの時代を生きる子どもたちが自分の力で、あるいは友たちの力を借りながら、「ヘッドライト型知性」で生き抜くための教育が求められている。それは…

〈コッソンイ・繋 -統一への思い咲かせ―〉忘れられないオンニ(下)/李笑美さん(1992年、東京第6初中・中3)

(前回より続く) その時の写真からは、ジョンファオンニ(お姉さん)に会って私がどれほど嬉しかったのかがよく伝わってきます。写真を撮ったあとサインをもらい、私は手紙を渡しました。ジョンファオンニは驚きな…

揺るぎない信頼の軌跡/第20回「南北コリアと日本のともだち展」

第20回「南北コリアと日本のともだち展」(以下、ともだち展)が4~6日にかけてアーツ千代田3331(東京都千代田区)で行われた。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、展示はオンラインを併用して行われた。…

友だちと築く歴史と未来/「ともだち展」20周年記念ギャラリートークで

4~6日に開催された第20回「南北コリアと日本のともだち展」。5日にはギャラリートークが行われた。第1部では、「東アジアの平和のつくりかた-絵本のちから」をテーマに日本国際ボランティアセンターの今井高…

〈コッソンイ・繋 -統一への思い咲かせ―〉忘れられないオンニ(上)/李笑美さん(1992年、東京第6初中・中3)

4.24教育闘争73周年に際して南朝鮮で出版された「コッソンイ」第3集「私たちは統一に走って行きます」には、1982年から2019年までの「コッソンイ」作文コンクール(主催=朝鮮新報社)入選作品のうち…

〈本の紹介〉コロナ時代のパンセ―戦争法からパンデミックまで7年間の思考/辺見庸著

現代日本への痛烈な警告の書 コロナ禍の日常に忍び寄るというより、勢いを増す思想、言論統制。4月末には日本政府が「従軍慰安婦」の表現を「慰安婦」とする答弁書を閣議決定し、文科省は今後の教科書検定に適用す…

高句麗壁画を展示/長野県立美術館「東京藝術大学スーパークローン文化財展」で

高度な技術で再現 朝鮮の名高い世界遺産が日本の長野の地で現代によみがえった。 長野県立美術館完成記念・東京藝術大学スーパークローン文化財展「未来につなぐ―新美術館でよみがえる世界の至宝―」が4月10日…

〈学美の世界 29〉子どもの造形力に憧れる/金順玉

作品から漂う愛着心について3つの作品を紹介する。

“どこまで自由であり得るのか”/李晶玉個展「記号の国」

「Mt.Paektu」など新作4点を披露 同胞美術家の李晶玉さんの個展「記号の国」がギャラリーQ(東京都中央区銀座)で開かれている。17日の初日には文芸同中央の尹忠新委員長、同胞、美術関係者たちが会場…

李晶玉個展「記号の国」/“不自由は魅力的なモチーフ” 、5月17日(月)~5月22日(土)

同胞美術家の李晶玉さんが個展を開く。1948年創刊の美術専門誌「美術手帖」2019年12月号の表紙を飾るほか、グループ展を多数開催してきた。個展としては「『神話#1』eitoeiko」(東京、2018…