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軍艦島での強制労働を隠蔽・歪曲/東京に産業遺産情報センター開設

日本政府、ユネスコ審議の約束を反故に 軍艦島(長崎県端島)など「明治日本の産業革命遺産」を広報する「産業遺産情報センター」が、東京都新宿区の政府庁舎に設置された。同センターには太平洋戦争当時、軍艦島に…

歴史を発掘するという作業/沖縄・本部町健堅の遺骨共同発掘作業に参加して

筆者は在日本朝鮮留学生同盟(以下、留学同)の代表として、2月9日から12日の間、沖縄の「本部町健堅の遺骨共同発掘作業」に参加した。今回の発掘作業は、沖縄の地上戦が始まる直前の1945年1月22日、米軍…

“歴史認識の原点、再確認を”/東京大空襲75周年朝鮮人犠牲者追悼式

東京大空襲75周年朝鮮人犠牲者追悼会(主催・東京大空襲朝鮮人犠牲者を追悼する会:西澤清代表)が14日、東京都慰霊堂(東京都墨田区)で行われた。総聯東京都本部の高徳羽委員長、朝鮮人強制連行真相調査団の河…

〈本の紹介〉漫画「草 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」/金・ジェンドリ・錦淑

日本軍性奴隷制被害者の半生描く 本書「草」は日本軍性奴隷制被害者である李玉善さん(91)を主人公に描いた長編のグラフィックノベル作品だ。植民地下で、名前と尊厳を奪われた日本軍性奴隷制被害者のリビング・…

性奴隷制問題描いた南朝鮮の漫画「草」邦訳・出版へ/作者が来日

“ハルモニの苦難、人類普遍の問題として” 日本軍性奴隷制被害者である李玉善さんの半生を描いた南朝鮮の漫画「草 日本軍『慰安婦』のリビング・ヒストリー」が日本語に翻訳され、出版されたのを記念し、作者の金…

wamが「日本軍慰安所マップ」を公開/23カ国・地域のデータ掲載

軍による組織的性暴力、犯罪性浮き彫りに 日本軍性奴隷制に関する資料を収集、展示しているアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam、東京都新宿区)が戦時中に日本軍が設置した慰安所の所在…

民族文化財を積極的に保護/朝鮮民族遺産保護基金がサイト開設

2月24日発朝鮮中央通信によると、朝鮮民族遺産保護基金が、民族の優れた文化財を積極的に保護、管理するための活動を行うためにウェブサイト(http://www.naenara.com.kp/sites/…

日本軍性奴隷制問題に根差す公娼制/吉見義明氏が講演

歴史修正主義的な言説が蔓延するなか、日本の公教育の場においても、自国の加害責任を正面から扱う近現代史について学ぶ環境は極めて少ない。日本社会で育ちゆく次世代の歴史認識が根本から問われる昨今、それに警鐘…

〈本の紹介〉抵抗者―ゲオルク・エルザーと尹奉吉/田村光彰

記憶の抹殺、暴虐の政策に抗う 1908年に忠清南道に生まれ、日本の侵略と植民地支配に抵抗し、天皇誕生日の祝賀会場で爆弾を投げ、32年に金沢で銃殺刑に処された尹奉吉。1903年にドイツで生まれ、ナチス体…

強まる日本の歴史歪曲/軍艦島、外交青書… 戦争犯罪を否定

強制徴用問題をめぐり南・日間の対立が深まる中、日本の歴史歪曲の動きが強まっている。日本政府は、2019年版「外交青書」で日本軍性奴隷制問題について「『性奴隷』という表現は、事実に反するので使用すべきで…