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佐渡は語る―朝鮮人強制労働に目を(上)/現場から見つめる

強制労働裏付ける史料 2月中旬、新潟駅を経由し、フェリーに乗って佐渡島(新潟県佐渡市)へ向かった。風の影響で不規則な波の揺れを感じ、時折、船に打ち付ける白波が窓に映る。その光景からは「日本に向かう船は…

【新連載】佐渡は語る―朝鮮人強制労働に目を/消えうる歴史を衝く

佐渡鉱山での朝鮮人労働 2023年の世界文化遺産登録に向け、日本政府は佐渡鉱山(新潟県佐渡市)を推薦した。 1800年代に金や銀を手作業で採掘・精錬し、日本一の金の産出量を誇ったこの山を、多くの人は「…

見つめなおす、日本に眠る朝鮮文化財/五十嵐彰さんが講演

高麗博物館の企画で 昨年、開館20周年を迎えた高麗博物館(東京・新宿)で企画展が行われている(3月6日まで)。テーマは「共生社会の実現を目指して」。パネル展や連続講演会を通じ、日本と朝鮮半島の友好に向…

犠牲者の尊厳を取り戻す/長生炭鉱追悼集会、第2部シンポジウム

遺骨収集・返還の経験、課題を共有  長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会が12日に行われた。1部は、山口県宇部市の長生炭鉱追悼ひろばで追悼式が行われ、2部では各地で遺骨問題に取り組む市民団体の関係者…

海底に眠る犠牲者たちの「恨」/長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会

長生炭鉱水没事故80周年犠牲者追悼集会が12日、山口県宇部市の長生炭鉱追悼ひろばで行われた。総聯山口県本部の李実副委員長、女性同盟山口県本部の呉日順委員長、山口初中の呉栄哲校長をはじめとする同胞と、「…

歴史修正の動きに抗う/映画「主戦場」裁判

日本軍性奴隷制問題を扱った映画「主戦場」の監督であるミキ・デザキ氏と配給会社が、一部の出演者たちから「商用映画とは知らず騙された」などの理由で訴えられた裁判。東京地裁は1月27日の判決で、原告側の主張…

佐渡鉱山は“強制労働の現場”、「歴史全体」を示すべき/強制動員真相究明ネットワークが緊急声明

戦時中、多くの朝鮮人に対する強制労働が行われた佐渡鉱山(新潟県)に対し、日本政府がユネスコ世界文化遺産への登録に向けた動きを進めている。 昨年12月、日本の文化庁文化審議会は佐渡鉱山を2023年の世界…

“国定教科書化でわい曲が促進”/来年度導入の「歴史総合」

朝大・金竜進教授が指摘 いっそう加速する日本政治の右傾化、歴史修正主義により歴史教科書の書き換えに歯止めがかからない。2022年度4月から高等学校に新科目「歴史総合」が導入される。これは2018年に告…

〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 17〉国語教員代表団を引率する(국어교원대표단을 인솔하다)

1984年6月19日、祖国講習に参加する国語教員が出発を前に総聯中央会館に集合した。その集いで李珍珪第一副議長が挨拶された。

〈本の紹介〉在日朝鮮人美術史1945-1962/白凛著

美術家たちの表現活動の記録 著者の白凛さんは、朝鮮大学校教育学部美術科、東京藝術大学美術学部芸術学科を卒業後、東京大学大学院で研究を深め昨年3月に博士号を取得。本書はその博士論文をもとに執筆されたもの…