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2021年度吹奏楽コンクール予選/各地で開催

ウリハッキョの名を胸に 2021年度吹奏楽コンクールの予選が各地で行われている。同コンクールは昨年度、新型コロナ蔓延防止の観点から中止になり2年ぶりの開催となった。予選には各地の朝鮮学校から6団体が参…

朝鮮文化への初歩的な理解を/連続講座が開講

朝大と日本の研究団体が共催 連続講座「朝鮮民主主義人民共和国の大衆文化をひも解く」が7月24日、開講した。朝鮮大学校朝鮮問題研究センター朝鮮文化研究室と科研費基盤(B)「文化としての社会主義:北東アジ…

短編小説「幸福」2/石潤基

「あら、どうしましょう? ご飯はすぐ炊けるけどおかずがなんにもないわ……」 「何をつまらん心配をしている。あり合わせのものでいいさ」 「だって、本当に久しぶりにいらしたのに、おもてなしもできなくてはも…

短編小説「幸福」1/石潤基

外科医として広く知られるようになった申亨鎮は、私の中学時代の同級生で、40を過ぎた今日まで、少年時代からの変わらぬ友情を交わしてきた、竹馬の友の一人である。

〈ものがたりの中の女性たち 47〉今戻りました/麟平大君夫人呉氏と成川妓生得玉

あらすじ 事件直前の春、麟平大君の家の婢が親戚に会いに数百里ほど行ったところで突然発狂し、人間とは思えないものすごい速さで走って帰って来ると、高い塀を飛び越え麟平大君の位牌を安置してある祠堂の前で号泣…

〈群馬追悼碑裁判〉8月26日に控訴審判決/勝訴に向け市民らが集会

歴史修正主義に歯止めを 県立公園「群馬の森」(群馬県高崎市)にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新を不許可としたのは違法だとして、碑を設置した「『記憶・反省そして友好』の追悼碑を…

短編小説「道づれ」22/キム・ビョンフン

「おじさあん――」 と呼びながら彼女が駆けてきた。私の前に立つともじもじしながらこう言った。 「おじさん、あのう、郡党委員会に提起するとき、管理委員長さんの話は言わないでくださいね……」 「どうしたん…

〈本の紹介〉記憶기억を拓く 信州 半島 世界/信濃毎日新聞社編集局編

相互理解と連帯のヒント 昨年11月末、「平和」と「協同」に関する優れた報道や業績を残したジャーナリストらを顕彰する「第26回平和・協同ジャーナリスト基金賞」が発表され、大賞に信濃毎日新聞社編集局の「連…