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「平壌の人びと」テーマに伊藤孝司さんが写真展/三重、東京など各地で

朝鮮を長期取材してきたフォトジャーナリスト・伊藤孝司さんの写真展が日本各地で開催される。 1992年から43回訪朝し、日本による植民地支配の被害者たちを精力取材してきた伊藤さんが、今回新たなテーマとし…

〈取材ノート〉駒大問題を取材して

駒澤大学に在学中の在日朝鮮人学生が、学生証の記載を「通称名」から本名に変えようとした際、大学側がその申し出を拒否し変更の条件として「お詫び」を求めた事件。今回、被害当事者の告白によって事件が明るみにな…

「チュチェを知る千葉の会」学習会に参加して/秋山真也

加害の歴史に向き合う 15回目となる「チュチェを知る千葉の会」学習会が6月6日に行われた。 本郷文化フォーラムワーカーズスクールの土松克典さんを講師に迎え、「南北朝鮮統一に向けて日本のわたしたちの考え…

朝鮮文化への初歩的な理解を/連続講座が開講

朝大と日本の研究団体が共催 連続講座「朝鮮民主主義人民共和国の大衆文化をひも解く」が7月24日、開講した。朝鮮大学校朝鮮問題研究センター朝鮮文化研究室と科研費基盤(B)「文化としての社会主義:北東アジ…

短編小説「幸福」2/石潤基

「あら、どうしましょう? ご飯はすぐ炊けるけどおかずがなんにもないわ……」 「何をつまらん心配をしている。あり合わせのものでいいさ」 「だって、本当に久しぶりにいらしたのに、おもてなしもできなくてはも…

短編小説「幸福」1/石潤基

外科医として広く知られるようになった申亨鎮は、私の中学時代の同級生で、40を過ぎた今日まで、少年時代からの変わらぬ友情を交わしてきた、竹馬の友の一人である。

〈ものがたりの中の女性たち 47〉今戻りました/麟平大君夫人呉氏と成川妓生得玉

あらすじ 事件直前の春、麟平大君の家の婢が親戚に会いに数百里ほど行ったところで突然発狂し、人間とは思えないものすごい速さで走って帰って来ると、高い塀を飛び越え麟平大君の位牌を安置してある祠堂の前で号泣…

〈群馬追悼碑裁判〉8月26日に控訴審判決/勝訴に向け市民らが集会

歴史修正主義に歯止めを 県立公園「群馬の森」(群馬県高崎市)にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新を不許可としたのは違法だとして、碑を設置した「『記憶・反省そして友好』の追悼碑を…