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日本のいま撮る朝鮮人写真家/ハンセン病関連展示会が各地で

今月に入り、各地でハンセン病と関連する展覧会が行われている。埼玉県東松山市の原爆の図丸木美術館では、4日から4月9日まで、「趙根在写真展 地底の闇、地上の光―炭鉱、朝鮮人、ハンセン病 ―」と題する企画…

「事故は人災」政府は責務を果たせ/長生炭鉱水没事故犠牲者追悼集会

3年ぶりに遺族ら参加 長生炭鉱水没事故81周年犠牲者追悼集会が4日、山口県宇部市床波の追悼ひろばで執り行われた。総聯山口県本部の李秀福委員長をはじめとする同胞、「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(刻む…

〈事実がそこに~各地に佇む朝鮮人犠牲者追悼碑~〉生命の尊さに目覚め民族の和解と友好を願う像

【所在地】 北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内 【建立日】 1991年10月6日 【建立者】 「生命の尊さに目覚め民族の和解と友好を願う像」建立委員会 【大きさ】 高さ:240㎝(台座を含む) 碑の正面に「願…

〈「笹の墓標」に携わりながら-2-〉自分の言葉を見つける/林昌平さん(39)

朝鮮人強制労働の歴史を伝える「笹の墓標展示館」(北海道朱鞠内(しゅまりない))の再建に向け、2021年から巡回展を通した募金活動が行われている。展示館は今秋ごろの再建を目指す。巡回展はこれまで国内外1…

〈今月の映画紹介〉ファミリア/成島出監督

隣り合わせの「日常」 出入国在留管理庁の発表によれば、日本に暮らす外国人の数は、昨年6月末時点で296万1,969人。国籍・地域別では、中国、ベトナム、韓国、フィリピン、ブラジルの順で上位を占めており…

【読者プレゼント】サード・キッチン

1998年冬から初夏にかけてのものがたり。19歳の尚美は米国の片田舎に位置する「リベラルな校風には定評がある」大学に入学する。英語をうまく喋れず、入学早々から友人との距離を感じている尚美だったが、学生…

〈本の紹介〉空爆論: メディアと戦争/吉見俊哉著

降り注ぐ植民地主義の「眼差し」 空爆の現場には、はるか上空から俯瞰し、爆撃によって破壊と殺戮をもたらす権力と、しばしば不可視化される地上の光景を世に伝えようとする抵抗勢力、という対立的な関係が存在する…

映画「ニジノキセキ」上映/9日、東京で

監督のトークイベントも 兵庫県青商会が製作したドキュメンタリー映画「ニジノキセキ‐『4.24』の未来へ、七色の架け橋‐」が9日、東京・高円寺の映画祭にて上映される。 2010年に始まった「座・高円寺ド…