
〈人物で見る朝鮮科学史 11〉広開土王とその時代(番外編)
2006年05月22日 00:00
筆者が教壇に立つ朝鮮大学校は今年で創立50周年を迎えた。それを記念して朝鮮から付属歴史博物館に多数の歴史遺物が贈られてきたが、最も貴重な一品は古朝鮮独自の青銅文化を実証する琵琶型短剣で、関係者によれば…

〈朝鮮と日本の詩人 9〉白鳥省吾
2006年05月12日 00:00
峠を越えてくる若者に遇った 八月の日は熱く 落葉松に鶯の啼く峠を 喘ぎ喘ぎ登ってくる紺の法被姿は 日本の労働者そっくりであるが 道をきいたそのアクセントに 異邦人の響きがある

〈若きアーティストたち 36〉東京第1初中、金英蘭舞踊研究所舞踊講師・金仙玉さん
2006年05月10日 16:29
「朝鮮舞踊の良さをいろいろな方法で見せたい」-4月4日、都内のホールで同研究所の若手舞踊手6人が主体となり行った自主公演「舞ロード〜歩〜」。そのリーダーが金さんだ。公演は出演者らの朝鮮舞踊に対する真摯…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 9〉独立闘士・南慈賢
2006年05月02日 00:00
南慈賢(ナムジャヒョン)は封建的な儒学者の妻から抗日解放運動の闘士となり文字どおり自分の身を削って闘った女性である。 彼女は1872年、慶尚北道英陽郡で生まれた。父、南廷漢(ナムジョンハン)は、李朝の…

〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 3〉満月台と南大門
2006年05月01日 15:00
開城を訪れた人は、まず満月台に案内されるだろう。古都・開城の顔でありシンボル的存在であるばかりでなく、過ぎ去った華やかな歴史の追憶を鮮やかに示してくれる。空を突くようにそびえ立つ名峰・松嶽山のゆるやか…

〈人物で見る朝鮮科学史 10〉広開土王とその時代(下)
2006年04月28日 00:00
中国・吉林省集安に、広開土王の遺志を継ぎ高句麗の領土を拡げた長寿王の墓といわれる「将軍塚」がある。底辺約34メートル、高さ約13メートルの7段からなるピラミッドのような積石陵墓である。むろん世界遺産に…

〈みんなの健康Q&A〉浮腫(むくみ)(下):「疾患編」
2006年04月27日 00:00
Q:前回は、日常生活でのむくみについていろいろお話をうかがいました。 A:今度は病的なむくみについて勉強しましょう。つまり、何らかの疾患による浮腫というわけです。 Q:たくさんの原因疾患があると以前に…

〈朝鮮服飾ものがたり 7〉女性の普段着(ピョンサンシ ニョジャボク)
2006年04月27日 00:00
女性は普段着として、チマとチョゴリを着用した。チョゴリの襟と袖口には別色の生地を当てたが、これを「半回装」という。 「三回装」「半回装」ともに若い女性が着たもので、年配の女性たちはチョゴリの袖口とコル…
