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〈徐千夏先生の保健だより 2月〉インフルエンザがはやる季節です

最近、みなさんの周りにはすぐに疲れた、お腹が痛い、頭が痛いと言い出す子どもがいませんか? それは「心のサイン」かもしれません。子どもは発達途上にあるため、大人以上に「心」と「体」の結びつきが強く、心の…

〈人物で見る朝鮮科学史 2〉檀君とその時代(上)

ヨモギとニンニクの薬効 朝鮮民族は約5000年の歴史を持つといわれているが、その始まりは檀君の時代、すなわち古朝鮮である。1993年平壌市江東郡の檀君陵から発掘された人骨が、約5000年前のものと鑑定…

〈朝鮮服飾ものがたり 2〉朝服(チョボク)

封建官吏たちが朝賀(王にひれ伏し礼を尽くす)のときに着る礼服。 青衫と呼ばれる青い衣に紅い紅裳、紅衫を重ねて着た。 前は蔽膝で膝を覆い、後ろは刺繍をほどこし、脇には玉の装飾物をつけた。 胸には帯を巻き…

〈みんなの健康Q&A〉花粉症-症状と対策

Q:今年もつらい花粉症の季節がやってきました。すでに昨年12月から薬を服用している人がいると聞きました。 A:ご存知のように、2月になるとそろそろスギ・ヒノキの花粉によるアレルギー性鼻炎、結膜炎が発症…

保健室から見える子どもたち~支援の現場から~、心の叫びに応える信頼関係を

「養護教諭とは、学校におけるすべての教育活動を通じて、健康教育と健康管理によって、子どもの発育、発達の支援を行う特別な免許をもつ教育職員である」 広島朝鮮学校の保健室には毎日のように子どもたちが訪れて…

〈朝鮮と日本の詩人 2〉石川啄木

明治の前半期に、もっとも鋭い政治的、思想的詩(短歌)や評論を書いたのは石川啄木であった。彼はとくに、幸徳秋水らの大逆事件(1909年)に影響されて社会主義を信じるようになった。したがって、啄木が191…

〈若きアーティストたち 34〉舞踊家・宋栄淑さん

昨年、創立50周年を迎えた金剛山歌劇団の特別記念公演全国ツアーで音楽舞踊組曲「愛・故郷の四季」のヒロイン役をみごとに踊った。作品は、朝鮮の片田舎で暮らす若い男女の恋愛を四季の変化に重ねたもので、作品を…

〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 5〉最初の婦人商店店主・李一貞

李一貞は、愛国烈士李儁の内助の妻として国債報償運動の先頭に立った民族主義的女性先覚者であり、女性の経済的自立を目的とした婦人商店を最初に始めた女性である。 1877年、両班の家庭に生まれた彼女は189…