〈開城・世界遺産登録へ-その歴史遺跡を訪ねて 7〉善竹橋
2006年09月16日 15:30
鄭夢周の高麗朝への忠節讃える 開城を訪れる人は多くの場合、開城市の中心部に位置する子男山からほど近い子男山ホテルで旅装を解くであろう。子男山は標高104mほどの山である。子男山という名は、開城のシンボ…
〈人物で見る朝鮮科学史 18〉渡来人とキトラ古墳(番外)
2006年09月08日 00:00
記述に現れる朝鮮への蔑視 古代史の研究が深まる以前まで、中国の大陸文化が朝鮮半島を経緯して伝来したといわれることが多かった。朝鮮を単なる通過点として扱い、その影響を無視しようとする根底には朝鮮への蔑視…
〈朝鮮服飾ものがたり 16〉トロンイ
2006年09月08日 00:00
「ヌヨック」とも言う。 農夫や漁夫がつけた雨具の一種。 わらまたは萩皮などを編んで作った。 下に露よけをつけて笠をかぶる。 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より) 【「朝…
〈続・朝鮮近代史の中の苦闘する女性たち 13〉独立運動家・金マリア
2006年09月04日 00:00
金マリアは、奪われた祖国と民族に対する限りない愛を抱き、不屈の精神で生涯を闘い抜いた独立運動家であり、女性啓蒙運動家である。 彼女は、朝鮮でキリスト教が最初に根付いた黄海道長淵で3人姉妹の末っ子として…
〈人物で見る朝鮮科学史 17〉渡来人とキトラ古墳(下)
2006年09月02日 00:00
キトラ天文図は現存する世界最古の天文図といわれているが、その原図は高句麗のものであった。すると一つの疑問が生じる。それは「天象列次分野之図」も高句麗の石刻天文図を復刻したものなのに、両者に違いがあるの…
〈朝鮮と日本の詩人 17〉萩原朔太郎
2006年09月01日 00:00
朝鮮人あまた殺され その血百里の間に連なれり われ怒りて視る、何の惨虐ぞ
〈朝鮮名峰への旅 21〉夏の入道雲から高積雲へ 魚のウロコ、亀の甲羅雲も
2006年09月01日 00:00
8月半ばを過ぎると白頭山の空は、徐々に澄みわたってくる。朝鮮半島の付け根にある白頭山は、この時期になると夏の象徴である太平洋高気圧の圏内から、乾いた秋の大陸高気圧の中に入ってしまう。梅雨の時はバケツを…
〈若きアーティストたち 40〉ダンス、ヨガ インストラクター・康聖華さん
2006年08月30日 16:21
都内を中心にダンスとヨガを教えている康聖華さん(31)は、現在300人にのぼる大勢の生徒をかかえる「売れっこ」インストラクターだ。しかし、キャリアはまだ2年と浅く、今まさにスタートラインを切って、エン…