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〈朝鮮通信使来聘400年 10〉画員と絵師の交流200年

朝鮮の美術に高い関心 南画の大家である池大雅が、富士山の画法について問い、通信使画員の金有声がそれに答える。 外国の一流の画家たちと直接会って語り合う。こんな願ってもない交流の場を、江戸の絵師は通信使…

〈朝鮮服飾ものがたり 37〉戦服(チョンボク)

軍服のひとつ。袖がなく、後を深く割いて、ほかの服の上に重ねて着た。 1894年、甲午農民戦争以降に廣袖衣の廃止に伴い、官吏たちの通常礼服になった。 トゥルマギの上に重ねて着て、ひも状の帯をしめた。 (…

〈同胞美術案内 6〉宋英玉/鏡の中で凍り付く魂描く

無残に引き裂かれた人物を象徴 古今東西の絵画作品には「鏡」が多く登場する。鏡の前で髪を結い上げる女性を描いた作品をはじめ、自画像の制作では鏡が用いられるだけでなく、しばしばその鏡自体がキャンバスに描か…

〈みんなの健康Q&A〉精神科と心療内科(下):診察の手順

Q:精神科、心療内科での診察の手順などについて説明してください。 A:まず、自分が精神科、心療内科にかかる際に、どうしても大学病院や総合病院のような大きな病院の精神科に行かなければいけない、と考えてし…

〈朝鮮と日本の詩人 36〉浅尾忠男

独裁政治への怒りの抵抗詩 五人の男たちが うしろ手に縛られ 数珠つなぎになっている 街角のデモの現場で逮捕され 警察へ連行されたときもこうだった あるいは警察から 拘置所へ 軍法会議の法廷へむかうとき…

〈人物で見る朝鮮科学史 39〉朝鮮王朝文化の幕開け(3)

火薬を製造した崔茂宣の息子、海山 権近が推挙したもう一人の人物、それは独自に火薬を製造した崔茂宣の息子・崔海山(1380~1443)である。崔茂宣の火薬武器が倭寇の撃退で大きな威力を発揮したことはすで…

〈みんなの健康Q&A〉精神科と心療内科(上):概要

Q:これまで本欄で、精神科や心療内科の病気などについて、いろいろ説明されてきましたが、「精神科、心療内科」について、詳しく教えてください。 A:まずはじめに、精神科と心療内科の違いを簡単に言いますと、…

〈朝鮮服飾ものがたり 36〉セクトントルティ、トゥルマギ

子どもが着るトゥルマギは、袖の部分にセクトンをほどこした。 左右のわきの下は別色の生地で、コルムと呼ばれる胸元の長い帯も別の色を使った。 頭には「クルレ」という帽子をかぶった。 (出展「李朝服飾図鑑」…