
〈遺骨は叫ぶ 16〉北海道・倶知安鉱山・反抗すると「特別訓練所」で虐待
2008年07月22日 00:00
吹雪いた朝は部屋の中にも雨や雪 太平洋戦争を支えた日本国内の有力な鉱山の労働者が、日本人よりも朝鮮人連行者の方が多かった所がある。褐鉄鉱の山として知られていた、北海道の倶知安鉱山(虻田郡京極町)もその…

〈朝鮮と日本の詩人 61〉信夫澄子
2008年07月14日 00:00
君ら一筋に自由な祖国へ 祖国朝鮮へ帰る その姿 〈見送りにきました〉 知る顔なけれど きみらの親を仲間を虐殺した この国に 別れを惜しむことがあろうか 平壤駅の柵ひえびえと ありし日の 日本軍隊の威嚇…

〈朝鮮服飾ものがたり 73〉處容衣
2008年07月09日 00:00
舞台服飾のひとつで、處容舞を舞うときに着た。 この衣装は、東西南北および中央の五方色を象徴してシルクで作られた。 前身ごろの裾は短く、後ろは長い。襟は丸くて広い。胸元は四角く、長く作られた。 前身ごろ…

〈朝鮮史から民族を考える 22〉植民地期の朝鮮人史学者たち(下)
2008年07月07日 00:00
学問の現実認識・参与の大切さ 震檀学会と朝鮮学運動 震檀学会は歴史学・民俗学・言語学・国文学など広い研究分野を対象にした朝鮮人の学術団体である。李丙燾を中心とする「実証史学」系の人々が主流を占め、「民…

〈朝鮮と日本の詩人 60〉上林猷夫
2008年07月07日 00:00
強くこみ上げてくるもの 私は百貨店の廂の下でバスを待っていた。 省線に跨る陸橋の仮橋。 蒸気ハンマアの地響きが絶えず甲高く落ちてくる。 板囲いに沿ってひっきりなしに人が続いて出たり行ったりごった返して…

〈朝鮮史から民族を考える 21〉植民地期の朝鮮人史学者たち(上)
2008年07月04日 00:00
「民族史学」の創始者、申采浩 朝鮮人不在の近代朝鮮史学史 従来、長年にわたって、朝鮮近代歴史学の成立は、植民地期の日本人研究者によってなされたと考えられてきた。いわば、朝鮮人不在の近代朝鮮史学の形成と…

〈人物で見る朝鮮科学史 62〉中世末期の科学文化(1)
2008年07月04日 00:00
任元濬、天然痘の知識を整理 朝鮮王朝時代は壬辰倭乱を境に前期と後期に分けられる。前期の科学文化は世宗時代があまりにも華々しいので、その後の発展がかすんで見える。しかし、科学が蓄積されて伝承される知識で…

〈関東大震災下の朝鮮人虐殺問題 5〉内務省の組織的伝播で自警団発生
2008年07月02日 15:33
(3)流言の伝達 大震災の朝鮮人虐殺事件でまず問題になるのは、大虐殺の直接の契機となった「朝鮮人暴動」流言は誰の発想になり、誰が発布し、どう伝達されたのか、ということである。 ■