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〈若きアーティストたち 87〉作曲家・朴守賢さん

アジア中心にグローバルな活動 「音楽の基本はコミュニケーション。音楽を互いに共有する過程で、人は一人じゃないと実感できる。感じ方は人それぞれでいい。一つのものに対する多様な解釈がコミュニケーションなさ…

歴史的視点、秀逸な鼎談

「東北再生」 昨年の5月1日のことだった。東京都国立市の一橋大学で「3.11を越えて」というタイトルの鼎談(ていだん)が行われた。出席したのは、民俗学・日本思想史を専攻する赤坂憲雄氏、旺盛な言論活動を…

モニカ・フェルトンとWIDFの朝鮮戦争真相調査団(下)

「アジア現代女性史研究会」代表の藤目ゆきさんに聞く 朝鮮の戦禍を世界に知らせようとするモニカのあついその決意。それを最初に実行したのは、朝鮮からの帰途、モスクワで飛行機の便を持っていた51年6月初めの…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 39〉弟の敵を許さず-何氏夫人(18世紀?)

早くに母を亡くし 今も昔も相続にまつわる興味深い話は多い。 18世紀の朝鮮王朝時代、成均館の儒生だった任敬周(イム・ギョンジュ)は、自著「靑川子(チョンチョンジャ)稿」に「何氏女傳」と題して、夫に弟を…

オンマとオリニのウリマル教室4「쪼옥쪽~ぐいっぐい~」

얘, 5월련휴에 나무심기 해볼래? イェ, オーウォルリョニュエ ナムシムキ ヘーボルレ? ねえ、ゴールデンウィークに木を植えてみる? 엄마, 그게 좋구나. オンマ, クゲ チョックナ. オンマ、…

〈本の紹介〉「それでも私にできること-ある朝鮮学校1年生の一年-」/蔡一恵著

全校児童26人、1年生3人。豊かな自然に囲まれた小さな朝鮮学校を舞台に、在日3世の教員が1年生との日常を心を込めて綴った。

〈朝鮮民族の美 23〉粉青沙器 印花紋 内資内用銘鉢 15世紀

粉青沙器の中で、最も多く作られたのは飲食用の鉢や皿であろう。それらは主に官庁に納められるものと、民間の人々のために作られたものであった。

〈本の紹介〉「奪われた文化財を語る」/慧門著

われわれの精神を取り戻す 「朝鮮王朝実録」(東京大学所蔵)と「朝鮮王朝儀軌」(宮内庁所蔵)の還収を主導した慧門スニム(師)が著した3作目で、原題は「皐粧延 庚鉢仙研 源馬陥」である。