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〈取材ノート〉焼肉幸泉

京成立石駅(東京・葛飾)を降りたところの目の前にある立石仲見世商店街の中に入ると、いかにも下町といった年季の入った飲食店がずらりと並んでいる。連日、どの店も常連客が陣取っているようだが、その一角に「焼…

芸術、料理、文化、民族とのふれあい/西東京朝鮮第1初中バザー「ふれあいフェスタ2013」

西東京朝鮮第一初中級学校(東京・立川)で10月27日、「ふれあいフェスタ2013」(主催=同実行委員会)が行われた。会場には、総聯西東京本部の高徳羽委員長をはじめ柳順姫実行委員長(オモニ会会長)、アボ…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 56〉7日間の王妃―端敬王后・愼氏

身分を剥奪、49年を耐え 燕山君の姪 朝鮮王朝第11代王中宗の妃であった端敬(タンギョン)王后愼(シン)氏(1487.1.14~1557.12.7)は、異母弟中宗に王位を追われた暴君第10代王燕山君の…

〈本の紹介〉「遺骨」語りかける命の痕跡/殿平善彦著

死者の声聴いて和解が始まる 「遺骨」~語りかける命の痕跡~が出版された。 著者は浄土真宗本願寺派一乗寺住職で、空知民衆史講座の代表でもある強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム(略称:北海道…

「教え子たちが開催してくれた」人形展/民族の伝統文化、故郷の心を表現

「ふるさと夢の国」李玉禮人形展、京都で開催 京都、大阪、神戸などでポジャギの講師を務める在日同胞1世の李玉禮さん(86)が19歳まで暮らした故郷(全羅南道求礼郡)の情景を思い描きながら作った人形や刺繍…

〈特集・開城世界遺産ツアー〉「グロテスクな報道」に抗って/佐藤正己

「ついに来たんだ」。 否が応にも胸が高鳴る。機内から垣間見えた一面に広がる田畑。初めて見る北朝鮮の国土。すべてを見てみたい、記憶にとどめたい、それをもとに自分なりに考えを巡らせてみたい。そんな旅の高揚…

〈朝鮮歴史人物〉百済の始祖・温祚(2)

兄を見送った温祚は、臣下らと共に馬韓の河南、慰礼城(京畿道広州地方)に都を定め、小国を建てた。 温祚は最初の国名を「十済」と定めた。それは自分を奉ってきた10名の臣下の功績を後世に伝えようとするところ…

〈特集・開城世界遺産ツアー〉座談会「世界遺産・開城ツアー」に参加して

恭愍王陵の絶景に心奪われる(洪南基) 高句麗、高麗の地に立つ喜び(杉浦節美) 「一緒に朝鮮へ」と言い続けたい(平田賢一) 在日朝鮮人と日本人の歴史的な旅路(水野行範) 【座談会出席者】 洪南基(会社員…