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東京・銀座で角取明子個展

関東大震災朝鮮人虐殺犠牲者を忘れない 銅版作家の角取明子さん(58)が昨年12月23日~29日まで東京・銀座にあるギャラリーUP・Sで個展を開き、会期中180人が会場に足を運んだ。角取さんは昨年で90…

公演開催に向け駆け回る朝青員たち/四日市初中支援公演「シアリ~華」

学校、自分たちの力で守る 「シアリ公演」は、県内唯一の朝鮮学校である四日市初中級学校を自分たちの力で守ろうとする朝青員たちの思いを形にしたものだ。 前回の公演終了後(2011年)から第3回公演について…

〈朝鮮歴史人物〉新羅の朴赫居世(1)

遠い昔、辰韓(慶州地方)には閼川楊山村、突山高墟村、茂山大樹村、觜山珍支村、金山加利村、明活山高耶村など6つの村があった。 この村に住む人々は皆、自分たちの祖先が常人ではなく、天から降りてきたと考えた…

〈朝鮮民族の美68〉作者不詳「猛犬図」

この堂々たる猛犬に注目されよ。どっしりと腹ばいになり前足に頭を乗せたその眼つきは、まさに王者の貫禄である。 この絵を見て、すぐわかるのは、これまで見ることのなかった完璧な西洋画法による描号ということで…

〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 57〉純元王后金氏

「福祉」に熱心な王妃/世紀安東金氏の世道政治を開く 憲宗、哲宗、二代に渡り摂政政治 純元(スンウォン)王后金氏(1789~1857)は憲宗、哲宗と二代に渡り垂簾聽政(皇帝が幼い場合、皇后・皇太后のよう…

〈歴史×状況×言葉〉支配者の一員としての自覚は?

「播州平野」に登場する朝鮮人は、解放と帰郷の歓喜に満ちた、ひたすら明るい姿として描かれている。無論それらは解放直後実際に多く見られた事実だったには違いない。だがあくまでも主人公ひろ子の心象内部において…

〈歴史×状況×言葉 36〉宮本百合子(3)/支配者の一員としての自覚は?

「播州平野」に登場する朝鮮人は、解放と帰郷の歓喜に満ちた、ひたすら明るい姿として描かれている。無論それらは解放直後実際に多く見られた事実だったには違いない。だがあくまでも主人公ひろ子の心象内部において…

〈朝鮮歴史人物〉黄山の原で最後を終えた階伯(5)

新羅軍は、自分たちの陣地に飛び込んできたその兵士をその白馬に乗せて百済軍陣地に送った。 百済の軍士たちが、その屍を馬から陣幕の前に厳かに降ろした時、階伯も兵士たちも一瞬、茫然自失した。それはか弱い女性…