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独自の伝統技法と華やかさ/高麗美術館企画展「華角と木工」

暮らしから見る朝鮮社会 高麗美術館(上田正昭館長)2014年夏の企画展として「華角と木工」展が開かれ、「華角三層●木に蔵」や「華角箱」をはじめ「華角糸巻」に至る大小38点の「華角」工芸品とともに、味わ…

〈それぞれの四季〉ある人との対話/韓梨恵

民族意識には、二つの種類があると思う。一つが即自的なもので、規範や思想に意識的・無意識的に内在しているもの。もう一つが対自的なもので、私・私たちを攻撃する側からの明確な他者化ゆえに、誇示せざるをえない…

〈Strangers In Pyongyang 10〉女の園の‘実直な彼’/北岡裕

メリヤス工場で感じた友情 「当工場は、全従業員の9割が女性で主に縫製作業を担当し、残り1割の男性が主に機械のメンテナンスを担当しております」。 平壌の船橋洞にあるメリヤス工場見学で技師長が口にしたその…

〈Strangers In Pyongyang 9〉高麗ホテルの長い夜/北岡裕

一流との葛藤と爽やかな声 年に数回、日朝学術研究会などで京都に行く。京都の定宿は烏丸にあるカプセルホテル。一泊3,000円以下なのに室内は意外と広く快適だ。しかし、通路を歩く客の足音が丸聞こえなのが難…

第21回「李玉禮と仲間たち」ポジャギ作品展

“在日と日本人が共に学ぶ大切なひととき” 第21回「李玉禮と仲間たち」ポジャギ作品展(5月29日~6月1日)が、NHK文化センター神戸、西宮ポジャギ教室の主催で神戸市灘区の「原田の森ギャラリー」で行わ…

〈朝鮮民族の美90〉叢石亭図(関東八景図より)③

これまで「美術史」とか「絵画史」といえば、有名な芸術家や画家たちの創作した芸術作品や絵画の歴史であった。無名の、素朴な、民衆の生活の中で作られ愛されてきた作品についての歴史とその評価については、あまり…

〈若きアーティストたち 101〉映画「60万回のトライ」共同監督・朴敦史さん

〝そこに一種のユートピアがある〟/はじめて「ウリハッキョ」と出会った在日3世の思い 小さな声、低い視線――。どこかで聞いたことのあるフレーズ。 3月15日、東京・渋谷で劇場初公開されて以降各地で盛況を…

チョゴリファッションショー「逢(マンナム)」

民族の伝統を大切にする心 オフィス・テンギが主催、福岡朝鮮歌舞団も出演 チマ・チョゴリのレンタル、オーダーなど婚礼を総合プロデュースするオフィス・テンギ(福岡県北九州市)のチョゴリファッションショー「…