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〈本の紹介〉薩摩・朝鮮陶工村の四百年 久留島浩、須田努、趙景達 編

薩摩焼に宿る苦難の歴史 16世紀末、「壬辰倭乱」の際、薩摩の島津義弘によって連行された朝鮮人陶工たちとその末裔によって薩摩焼の歴史が紡がれてきた。 本書では、薩摩焼発祥の地である苗代川の風土と400年…

〈本の紹介〉「闘争の詩学ー民主化運動の中の韓国文学」/金明仁著 

悲観に立ち向かう「闘争の詩学」 70~80年代の韓国の詩は私に感動と勇気を与えてくれた。鄭喜成、文炳蘭、黄明杰、趙泰一、梁性佑、金南柱など詩人たちの名前を忘れることができない。それが90年代以降関心が…

【写真特集】東京朝鮮歌舞団「Kamu Live Vol.3」

「新しいチャレンジ」 東京朝鮮歌舞団による公演、「Kamu Live Vol.3」が26日、K-stage O!(東京・新大久保)で行われた。会場には、総聯中央宣伝文化局の韓東成局長、金尚一文化担当常…

「関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会」総会・学習会

“虐殺の国家責任を問う” 9月27日、神宮前穏田区民会館(東京都渋谷区)で「関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会」の総会及び学習会が行われ、山田昭次・立教大学名誉教授、石橋正夫・日朝協会会長をはじめ…

〈取材ノート〉加害の歴史塗りかえるな

関東大震災の追悼会を取材するにあたって、いくつかの資料を手に取った。そこに記されていたのは91年前に、筆者にとってあまりにも見慣れた土地で起こった非人間的な虐殺の数々。

〈それぞれの四季〉私とウリマル/韓梨恵

8月末から17日間、留学同の祖国訪問代表団の一員として、初めて朝鮮を訪問した。 朝鮮民族一人ひとりが抱えさせられている不条理な歴史を大切にしてくれる国、すべての怒りと痛みの受け皿になり、革命の道を示し…

東京第4初中で荒野座劇「関東大震災―命ある限り―」初上演

 “差別なき世の中、共に作ろう”  “人間の真心を問い続けたい” 12日、東京第4初中で荒野座公演が上演され、生徒、同胞、日本市民ら約110人が観覧した。 公演1部では劇「関東大震災―命ある限り―」が…

〈朝鮮民族の美94〉 近代絵画①

自画像 高羲東(1886~1965) 両班名家の出身である高羲東(コヒドン)が、どうして当時「」(三文画家)などといわれ、うさん臭い職業とされた画家の道を選ぶようになったのだろうか。 それは開化思想に…