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〈特集・東学農民戦争から120年〉朝鮮史研究の第一人者・中塚明氏に聞く

最大の問題は戦争責任の免責 今年は第一次世界大戦の開戦100周年にあたるが、今日の日本人の歴史認識を根本から問い直すには、その20年前、日清戦争から120年ということを、あらためて自覚することが大切で…

色んな出会いを糧に、プリズムのような輝き/1人芝居「在日バイタルチェック」のきむ・きがんさん

「2014年度福井県同胞の敬老会」(9月28日、福井市のイオ信用組合講堂)で上演された劇団トルの代表、きむ・きがん(金紀江)さんによる一人芝居「在日バイタルチェック」は、波乱に満ちた歴史を生き抜いてき…

〈朝鮮民族の美95〉夕暮れ(해질녘)金観鎬(1890~1959)近代絵画②

平壌の富豪の家に生まれ、1909年、ソウルで中学校を卒業したが、東京に出て明治学院に入学。しかし、どうしても西洋画を学びたくて東京美術学校に入学した。(1911年)

〈若きアーティストたち 103〉調理師・林弘善さん

明確なビジョン、ひたむきな情熱 見目麗しいフレンチの舞台裏 東京都港区にあるフレンチレストラン「T’SUKI sur la mer (ツキ シュール ラメール)」。東京湾に面した潮風の心地…

朝日誤報事件に思う/高演義

女性蔑視、性奴隷化の罪、帳消しにできない 東西冷戦終結直後の1990年代初、忽然と表面化した日本軍「慰安婦」問題(金学順ハルモニによる史上初の提訴)。それから四半世紀たった今、「従軍慰安婦」論争はこの…

〈Strangers In Pyongyang 13〉 暖かいH案内員の声と、不遜な私/北岡裕

「家和万事成」 「…北岡さん、さすがにまずいぜ、それは」。男性同行者の目は笑っていない。隣の男性同行者も「いかんでしょう、それは…」と深く頷いている。 昨年の訪朝初日、9月20日は北京で宿泊。その日の…

芸術を通じて朝・日交流を/福岡・筑豊でコンサート

「第4回筑豊アンニョンハセヨ! コンサート」が9月23日、福岡県嘉穂郡の桂川町住民センターで行われ、同胞、日本市民ら350余人が参加した。 コンサートは、芸術を通じて在日同胞と日本市民との共生・共助を…

〈本の紹介〉薩摩・朝鮮陶工村の四百年 久留島浩、須田努、趙景達 編

薩摩焼に宿る苦難の歴史 16世紀末、「壬辰倭乱」の際、薩摩の島津義弘によって連行された朝鮮人陶工たちとその末裔によって薩摩焼の歴史が紡がれてきた。 本書では、薩摩焼発祥の地である苗代川の風土と400年…