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ウリマルとわたし−ある「半チョッパリ」の青春断想/李圭一

日本敗戦、祖国解放の4カ月前、旧制中学入学式の日だった。教師が新入生の名を次々と読み上げたが、途中で首をかしげつつ「すもも君」と呼んだ。俺のことだな、と思ったが黙っていた。名簿を一通り読み終えた教師は…

〈本の紹介〉アメリカ 暴力の世紀-第二次世界大戦以降の戦争とテロ-/ジョン・W.ダワー

想像絶する残虐性暴く 「母親と子どもが一緒にいるのはあまりにも幸せだ」 1950年、国連軍占領下にあった黄海南道信川郡。司令官ヘリスンの命令の下、米軍はこの地の400人の母親と102人の幼い子どもたち…

安倍首相の発言は国際的常識から逸脱/孫崎享

日韓合意、南・新政権が方針変更するのは正当 日本軍性奴隷制をめぐる南・日合意(15年12月28日)で、韓国政府が新しい方針を出したことに、安倍晋三首相は1月12日午前、記者団に対し、「日韓合意で、韓国…

遺骨は生きている――李一満さんの遺訓を胸に/西澤清

2018年1月19日、東京朝鮮人強制連行真相調査団事務局長李一満さんがご逝去され、26日に葬儀が行われました。李一満さんの運動の理念は、遺骨という形で現地に残されている人々の想いを、遺骨を遺族に奉還す…

〈ものがたりの中の女性たち 8〉昨夜、変身しました/朴氏夫人

あらすじ 漢陽に李得春という宰相がいた。聡明で幼くして科挙に合格、風流を解し、将棋や笛の腕前も相当なもので、ようやく授かった息子・時白を大層かわいがる。 ある日、金剛山の仙人朴道士が訪れ将棋と笛を競う…

心のつながりが生んだ「温かみ」/四日市初中チャリティー公演、世代を超えて一つに

四日市初中チャリティーを目的とした「シアリ公演2018~未来」(21日)は600余人の観客の拍手喝采を浴びながら、大盛況に終わった。多くの出演者たちにとって、今公演は四日市初中と地域同胞社会について考…

母校愛の結実、「輝く未来へ」花咲かす/四日市初中級チャリティー「シアリ公演2018~未来」

朝青三重県本部が主導 四日市初中チャリティーを目的とした「シアリ公演2018~未来」が21日、四日市市文化会館で行われた。朝青三重県本部を中心とした実行委が主催。総聯三重県本部の李忠一委員長、県内をは…

〈人・サラム・HUMAN〉女性同盟東京 渋世支部委員長/成必麗さん

多方面で活躍、毎日イキイキ 朝鮮学校の美術講師、女性同盟支部委員長、韓紙工芸講師、民族楽器奏者と「いくつものわらじ」を履き、いきいきと活動している成必麗さん(63)。 「私は総聯結成の年の生まれ。民族…