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【寄稿】切り拓かれた民族美術への道筋/古川美佳

外国の思想を論ずるとき、外在的な「私」が内在的であることでしかその論者になれないといわれることがある。つまり自らがその思想を生きる本人になろうとすること、一切の偏見を排し直接対象に近づくことによって、…

〈取材ノート〉語っていない

3月、大空襲犠牲者を追悼する催しが各地で行われた。ある記事を読み違和感をもった。 「東京大空襲では、米軍の爆撃により死者10万人以上、負傷者は数十万人を越える。…この空襲で日本人のみならず…

〈本の紹介〉平壌美術(ピョンヤン・アート)―朝鮮画の正体/ムン・ボムガン著、白凛訳

朝鮮画の現在を照らす 本書は、2018年3月に南朝鮮で刊行された朝鮮画に関する記録図書「평양미술, 조선화 너는 누구냐」の日本語版となる。(2019年12月、米国で英語版「North Korean …

〈本の紹介〉レイシズムとは何か/梁英聖 著

はびこるレイシズムの「可視化」を 昨年5月、米国で白人警察官が無抵抗の黒人男性の首を押さえつけ、窒息死させるという事件が起きことを機に、世界各地で人種差別反対を訴える「BLM(ブラック・ライブズ・マタ…

〈ウリマルの泉(우리 말의 샘) 11〉朝の読書と演劇・詩劇(아침독서와 연극, 시극)

大学生活での体験は、私に自分のやるべきことをいろいろ教えてくれた。 朝大生の学習熱、読書熱もその一つだ。教室や図書館はもちろん、中庭の池のほとりや柳の木の下で読書にふける姿、本を読みながら校内を歩く姿…

留学同京都、講演・映画上映会を開催

朝・日、真の友好を考える 留学同京都が主催する講演・映画上映会「青年、学生が考える『朝日友好』ってなんだろう?~いま、必要なこと~」が21日、キャンパスプラザ京都で行われた。同胞、学生、日本市民ら10…

高麗書芸研究会第19回京都展/京都で24年ぶりに

“朝鮮文化の素晴らしさを実感” 高麗書芸研究会第19回京都展が17~21日、京都市京セラ美術館で開催された。開催期間、多くの同胞、日本市民が会場に足を運んだ。 在日朝鮮人の民族書芸団体である高麗書芸研…

同胞たちを無料招待/総聯東成支部が主催し歌舞団特別ステージ

総聯東成支部常任委員会が主催する「東成支部トンポのための大阪朝鮮歌舞団特別ステージ」が9日、東成区民センター小ホールで行われた。約80人の地域同胞が観覧した。 総聯東成支部では、新型コロナ感染拡大によ…