
チャンセナプ独奏曲集を発売/金剛山歌劇団・李文基さん
2021年09月28日 13:24
金剛山歌劇団のチャンセナプ奏者であり第20回「2.16芸術賞」コンクール2位受賞者の李文基さんが、入団20周年を迎えて独奏曲集「그네뛰는 처녀-My Favorite Songs-」(CD)を発売した…

短編小説「幸福」23/石潤基
2021年09月25日 07:44
きみにもう一度訊くが、はたして幸福って何だろう? 僕はそのとき初めて、幸福というものは、ある凡俗な目先の欲望の充足からくる快感ではないということを理解した。僕は今でも確信しているが、真の幸福というのは…

短編小説「幸福」22/石潤基
2021年09月23日 07:43
風さわやかに 星のきらめく 楽しき今宵 なつかしの わが友よ 集まって歌おう ともに踊ろう その歌が、公園かクラブの窓から聞こえたのなら、別に驚くことはなかったろう。ところが、彼らはクラ…

〈インタビュー〉アートは語らい、関わりの器/アーティスト・飯山由貴さん
2021年09月21日 08:39
硬直した価値観と向き合う アーティストの飯山由貴さん(33)は、精神病患者や在日朝鮮人をテーマにした映像やインスタレーションの制作を続けてきた。入念な取材と考察をもとに作られた数多くの作品はどれも、あ…

国際交流基金が中止判断/在日精神病患者に関する映像作品
2021年09月21日 08:37
「表現の不自由展」に代表されるように、昨今、日本国憲法21条が保障する「表現の自由」の侵害問題が深刻だ。とりわけ日本の加害の歴史や、差別と偏見のスティグマに関する内容を含んだ多くの作品が発表の機会を奪…

短編小説「幸福」21/石潤基
2021年09月18日 08:41
私は論告でも聞いている人間のように息を殺して淡々と語る友人の声に耳を傾けていた。そして玉珠という未知の女性をひとりで頭の中に描いてみた。どこか僕が取材中に出会った千里馬騎手たちの、燦然と光を放つ素晴ら…

2021年度学美、「地方展」が順次開催
2021年09月17日 09:00
等身大の子どもたちがそこに 2021年度在日朝鮮学生美術展(以下、学美)がスタートした。

【寄稿】書籍、総合誌、文芸誌からみる朝鮮人虐殺/卞宰洙
2021年09月15日 10:39
関東大震災に際して、心ある数人の文学者たちが朝鮮人虐殺の惨状を書いたことについては、以前に本紙で紹介した。志賀直哉、芥川龍之介をはじめ、平林たい子、徳永直、壷井繁治たちが目撃談や見聞記を発表して朝鮮人…
