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〈世界遺産・開城よもやま話 12〉/新儒学による新しい学風

仏教に反対する思想的武器 王建の「訓要十条」にあるように高麗はその全時代を通じて仏教を厚く庇護したがその弊害も少なくはなかった。992年開京に「国子監」を設置し、地方に郷校を設置して儒教を普及したのは…

〈歴史を背負って生きる 17〉キムチ細腕奮闘記(下)

パッモゴンナ/誰彼となくいう/ハルモニの口癖/学校にも行けず/字も知らず/ただこの一言に愛を込めた/子どもの頃/食べるものがなく/お腹を空かせて泣きじゃくった日々が/骨身に染み/辛くて悲しいことは2度…

日本軍性奴隷制被害者を追った映画公開/土井敏邦氏に聞く

“加害国のジャーナリストとしての責務” ジャーナリストの土井敏邦氏が日本軍性奴隷制の被害者たちを追ったドキュメンタリー映画「“記憶”と生きる」が、今夏公開されている(7月4日~アップリンク)。長年、イ…

“歴史を通して生き方を考える”/それぞれの戦争責任の追及を

歴史家・山田昭次さんに聞く 日本による植民地支配から70年を迎える今年。日本では、アジア諸国に対する加害の責任を隠ぺいし、葬りさろうとする動きが加速する。日本社会の現状から浮かびあがる問題点を歴史家・…

日本の歴史学会・歴史教育者16団体の声明発表

事実から目をそらす無責任な態度 「慰安婦」問題に関する日本の歴史学会・歴史教育者16団体による声明が25日、衆院第2議員会館(東京都千代田区)で発表された。 今回の声明は、昨年8月の朝日新聞による記事…

関東大震災時の朝鮮人虐殺・真相究明を求め署名提出

「ジェノサイドを繰り返させない!」 「関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会」(以下、「問う会」)の第6回院内集会が20日、参院議員会館で行われ、約70人が集まった。 2013年、日本政府に対し第一次…

〈総聯の運動で綴る60年(下)〉朝・日交流活動で相互理解

現状の転換のためさらなる尽力を 総聯の活動における成果は、次の3点に左右されると考える。それは、①朝鮮半島の情勢、②在日朝鮮人が居住する日本の政治経済情勢、対朝鮮政策、対在日朝鮮人政策、③総聯と在日朝…

〈総聯の運動で綴る60年(中)〉民族性維持・発展に献身

差別、弾圧はねのけ民族教育を推進 総聯が展開した運動で注目すべきことの一つは、在日朝鮮人の子弟に対する民族教育事業と民族性維持のための活動を主導したことであろう。 総聯は結成当初から民族教育事業を主要…

〈総聯の運動で綴る60年(上)〉民族権利の擁護・拡大で中心的存在

ねばり強く、たゆみなく闘争を展開 在日本朝鮮人総聯合会(総聯)は1955年5月25日に結成された。今月25日には結成60周年を大きな喜びと誇りをもって迎える。総聯は結成以来今日まで在日朝鮮人の民主主義…

日立鉱山強制連行の跡を訪ねて/「日朝連帯いばらき女性の会」主催フィールドワーク

消えた強制連行資料に憤慨 「日朝連帯いばらき女性の会」の主催で「日立鉱山茨城朝鮮人強制連行の跡を訪ねて」と題したフィールドワークが4月10日、日立市で行われた。 「日朝連帯いばらき女性の会」は昨年11…