
歴史と交流を継ぐために/徐麻弥
2023年02月09日 08:00
私は筑豊で生まれ育った。幼い頃、学校行事で石炭資料館などを訪れたが、あまり関心を持たずにいた。それから大学生活を通じて在日同胞社会を知り、筑豊に戻ってからその歴史や同胞と日本の方々との交流に触れ、活動…

1年をどう計る?/李佳也
2023年02月03日 21:34
「Seasons of Love」という曲がある。日々葛藤する若者を描いたミュージカル「RENT」の主題歌は、「かけがえのない一年の52万5千600分をどう計る? 夜明けの数? 友との笑顔? 愛はどう…

並外れた集約
2023年02月03日 08:57
立春が過ぎる頃ともなれば、各地での新春講演会もいよいよ終盤を迎えていよう。いかなる試練をも乗り越えて変曲点とすべき今年を展望するうえで、何らかの端緒がつかめたとしたら幸いだ ▼朝鮮労働党第8期第6回総…

毎朝街で通勤客を応援
2023年02月01日 08:51
祖国滞在中の朝は、外から聞こえてくる軽快な音楽で目覚めることがしばしばある。労働新聞1月13日付に、朝鮮社会主義女性同盟による街頭宣伝活動の写真が掲載され、その時の光景が思い浮かんだ ▼ホテル周辺では…

不屈の人権闘士の生涯
2023年01月27日 13:19
嬉しいことに金福童ハルモニにまた会えた。最初は、生前、ソウルの「平和の我が家」で、二度目は不屈の人権闘士であり、世界的な平和運動家としての半生を収録したドキュメンタリー映画で。

「歓待」の理由
2023年01月26日 09:14
国会での論議も国民に対する説明なく、先制攻撃と軍備増強を骨子とする新たな国家安保戦略を決めた日本の首相が、米国を訪問して「歓待」を受けたと自画自賛した。危険な兆候だ。

〈FOCUS!〉千葉のトルハルバン
2023年01月25日 09:00
昨年12月。千葉県在住のとある同胞宅へ取材に行った際に玄関で迎えてくれたトルハルバン。レプリカではなく、何と本物の石像だそう。 済州島の方言で「石製の爺さん」を意味するトルハルバンは、幸運をもたらす守…

70年以上続く予算項目
2023年01月23日 11:43
朝鮮大学校元副学長の申在均先生を悼み、洪南基朝大理事長が寄せた記事が本紙1月16日付に掲載された。先生が積み上げた愛族愛国の業績に頭が下がる ▼印象に残ったのは、祖国から送られてきた教育援助費と奨学金…