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ちっぽけだけど確かな「点」/車琴伶

ウリハッキョで習うウリノレが好きだった。声楽部に入り、本格的に朝鮮や在日同胞の歌を習うたび、歌詞やメロディーに込められた想いに感動し、心が震えた。異国で民族の魂を継承する私たち在日同胞の姿、祖国分断の…

愚直でユニークな経済誌

本紙が最新号の内容を紹介している雑誌がある。「朝・日平壌宣言」10周年を迎えた翌年の早春に創刊された『季刊朝鮮経済資料』がそれである ▼「宣言」の発表で一時は関係正常化の機運が高まったものの、10年を…

「バックステージ」の重要性/康瑛蘭

幼い頃、ステージの上で踊りや歌を披露する機会が多くあった。さまざまなイベントに参加して、楽しい思いをしたこともある。 民族教育を受けながら育つ過程でこのような経験をできたのは「裏」で汗を流す人たちがい…

戦争国家日本

2022年の世相を表す漢字に「戦」が選ばれた。ウクライナ紛争や朝鮮のミサイル試射などで戦争を意識したことが選定の理由とされるが、日本は他国の「脅威」を煽り平和を渇望するふりをする裏で軍事大国化へと着実…

「沈黙」の再生産

パレスチナ自治区におけるイスラエルの不法占領を告発する、「沈黙を破る」という名の非政府組織がある。活動主体は、良心の呵責に苛まれた元イスラエル軍将兵たち。かれらの姿を追った映画「愛国の告白─沈黙を破る…

価値あるサイト

早くも年の瀬が迫っている。今年の情勢の最大の特徴はウクライナ戦争と南朝鮮の動きだろう

年末の総括

世界を見渡せば、国民に約束した政策目標を達成できなくても反省しない政府や政権与党が存在する。年始に施政演説で公約を並べた首脳が、年末に違うことを述べるのも日常茶飯事だ。

二つの学習会に参加して

朝鮮に対する悪質な報道が日本社会に蔓延る中、女性団体が主催する日朝友好をテーマにした二つの学習会が行われた。 一つは東京で行われた日朝友好女性ネットワークが主催する学習会(11月18日)だ。講演テーマ…