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思惑通りにほくそ笑む教員/鄭明洙

2学期が始まり息つく間もなく3年生たちの前に大きな壁が立ちふさがった。今年は全員がコッソンイの作文を書くことになったのだ。大きな壁というのも、児童たちはこれまで原稿用紙3~4枚ほどの作文を書いた経験が…

アフリカになびく朝鮮国旗

先日取材した本郷文化フォーラムワーカーズスクールの連続講座は、 第三世界諸国が帝国主義に抗い繰り広げてきた非同盟運動の歴史について考えを深める機会となった。 講座では、新植民地主義からの脱却を目指す西…

「虐殺否定論」

関東大震災朝鮮人虐殺100周年を迎えた9月もはや過ぎようとしている。 ▼小池東京都知事が朝鮮人虐殺犠牲者追悼式典への追悼文送付を今年も取りやめ、松野官房長官が「日本政府の中に事実関係を把握する記録が見…

自己矛盾に向き合う/韓翔昊

留学同の活動を通して社会観や活動観を深めていく過程で、自分自身の立場性(主に加害者性)について深く内省させられた。 私は、植民地支配宗主国である日本において、在日朝鮮人という側面を見ればマイノリティで…

祖国と在日同胞の「一体感」

思い返せば、大公演の開催と合唱団募集の知らせを聞いたとき、「楽しそう、参加してみたい!」と思ったが、そんな単純なことではなかった。本格的な混声4部合唱、難しい副旋律、休日返上の練習、歌詞の暗記…。声楽…

舞踊「万豊年」

在日同胞に愛され親しまれている舞台芸術の中に「万豊年」がある。黄金色に輝く稲穂が波打つ水田と、農楽舞踊を軽快に踊る農民を基本に描いた作品だ。ほぼ半世紀前から幾度もこの舞踊を観ながら、感動と疑問が交差し…

科学農業推進組

朝鮮の農場を取材すると、よく耳にすることがある。経験の多い一部の農場員が新しい農法、新たな品種を導入したがらないということだ。多くの労力と資材などを節約しながらもより高い収穫を得られる新農法に魅力を感…

〈人・サラム・HUMAN〉機関車体育団テニス選手/コ・スギョンさん

父と二人三脚で国際舞台に 機関車体育団のテニス選手であるコ・スギョンさんは、2014、15年の共和国選手権大会、16年の人民体育大会で女子ダブルス1位に輝き、国内で注目を浴びる存在になった。 コさんは…