公式アカウント

〈くらしの周辺〉「ポルポル クリして」/金範重

東京に引っ越して来て1年が経った。有機野菜の直産センターで働く私のオモニからは新鮮な野菜が、キムチ屋を営む義理のオモニからはたくさんのキムチやパンチャンが届く。その中に時々ミョンテが入っている。胡麻油…

〈くらしの周辺〉花粉症の季節/金範重

新宿駅のとあるブースで東京都が「花粉の少ない森づくり募金」なるものを展開していた。重度の花粉症である私は足を止める。トップの大号令で始まったこのキャンペーン、ポスターの「トップ」モデルはさておき、歓迎…

〈くらしの周辺〉ロハスな歌舞団/河弘哲

ロハスとは、地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存できる持続可能なライフスタイルのこと。最近よく耳にするこの言葉、世界的にも注目されているらしい。 五感を磨き、そこに最先端の技術と伝統的…

〈くらしの周辺〉新しいイメージを/河弘哲

この頃私は新曲を制作し、デモテープを作っている。世間一般にいえば、私の書いた曲の数はさほど多い方ではない。むしろ「経験不足」などと指摘され、私自身焦りを感じつつある。 今回の新曲は、地元高級部2年生の…

〈くらしの周辺〉ハラボジ、ハルモニパワー/河弘哲

先日、とあるデイサービスセンターで慰問公演をしたときのこと。その日は20人ほどのハラボジ、ハルモニがいらっしゃった。 公演が始まると、みなさんが手拍子で一緒に歌を歌ってくれた。私の出番。私は民謡を歌い…

〈くらしの周辺〉「常識」を疑うことから/河弘哲

私は左利きだ。そんなことを書くスペースではないと思うが、世界では左利きがどれだけいるのだろうかと思いつつあるサイトで調べてみた。 有名なポール・マッカートニー、ビル・ゲイツ、坂本龍一、養老孟司、朝青龍…

〈くらしの周辺〉船に乗って思うこと/河弘哲

読者がいる出版物に、自分の書いた文章が載る。全く経験のないこと、いわゆる「お初」だ。広島朝鮮歌舞団に入団して今年で7年目を迎えたが、まるで入団後初めて歌った舞台での緊張感と非常によく似ている。とにかく…

〈くらしの周辺〉「3世ハラボジ」/梁大隆

以前からも地域の活動の一環として1世ハラボジ、ハルモニたちのための高齢者ミニデイサービスを行ってきたが、最近になりそれを若いスタッフたちで運営するようになった。 それによりスタッフたちは、素人ながらも…