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〈くらしの周辺〉秋の大運動会/李圭学

埼玉に越してきて2度目の運動会に顔を出してみた。当日は朝から雲一つない真夏日を彷彿させるような天候だった。 娘たちが通う埼玉初中の運動場はすでに大勢の人でごった返していた。わけもなく喜び駆け回る低学年…

09/10/05

「話を運んであげることで人と人とをつないであげたい」。80歳にしてますます活発な「明成皇后を考える会」の甲斐利雄さんの発言は力強く、メッセージ性を帯びていた(9月12日、西東京東部同胞文化講座)。中島…

〈スニムのいい話 23〉ほとけ様に会いたい

人が普通の生活のなかで、空気のありがたみを感じることはあまりないと思います。あたり前のように空気があり、あたり前のように呼吸していると思います。 ある青年がお寺に行ってお坊さんに「ほとけ様に会いたい」…

〈スニムのいい話 22〉なぜ光は明るいのか

「明」(あかるい)という漢字は「日」と「月」で成り立っています。「日」はまさに太陽を、「月」はお月さんを表しています。両方あってこそ「明るい」のです。 太陽は光を発しますが、それだけでは明るいとは言え…

〈スニムのいい話 21〉極楽と地獄

人は死んだらどこに行くのでしょう。極楽? 地獄? 私はどっちに行くのかなあ.。仏教ではどちらでもなく、無になると言います。 お坊さんはうそつきです。生きているうちに善いことをすると極楽に行けるが、悪い…

〈スニムのいい話 20〉「ウサギとカメ」の続き

ウサギとカメが競争する有名な童話があります。足の早いウサギが油断して眠っている間に、せっせと一生懸命走ったカメが勝つというお話しですが、実はこれは内容の一部にすぎません。ちゃんと続きがあるのです。 負…

〈くらしの周辺〉夏の終わりに思う/李圭学

夏バテ解消にはやはり朝鮮料理だろう。唐辛子やニンニクを食材として用いた祖先の知恵には畏敬の念をおぼえる。味もさることながら栄養面においてもスタミナ抜群ということは周知のとおりだ。 私にとって、格別の一…

〈スニムのいい話 19〉アリの法則

アリの生態はとても興味深いものです。米国のある学者が、エサを巣にせっせと運ぶ働きアリの観察を続けていると、働かずにサボっているアリがいるのをみつけました。それは全体の1割程度です。また、働いたりサボっ…