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〈それぞれの四季〉つぼみ/梁美麗

満開の桜を見ると、大学卒業後の初出勤の日を思い出す。緊張と不安でドキドキする中、学校近くの停留所でバスを降りると桜が咲き並び、ピンクのトンネルのようになっていた。あまりにキレイだったので、緊張が少し和…

主席が残したもの

金日成主席生誕100周年を祝う同胞行事が各地で開かれている。主席が築いた業績や在日同胞たちに与えてくれた配慮について回顧した同胞たちは、こう口をそろえた。「主席のおかげでわれわれがいる」。主席と共に生…

〈取材ノート〉差別の中でも屈せずに

昨年のこの時期、横浜弁護士会と朝高生たちの座談会を取材した。

民を天のごとく

主席生誕100周年を祝う閲兵式で、金正恩最高司令官が行った演説は大きな反響を呼んだ。「列強に踏みにじられた弱小国が、今日は堂々たる政治軍事強国となった」と歴史を総括する演説者は、若くして指導者の風格を…

遅れた登校時間

サッカーが楽しみで毎朝早く学校に出かけていた息子が、16日から時間を遅らせて家を出るようになった。指定の時間、場所に集まって集団登校するようになったからだ。地方で起きた朝鮮学校生徒暴行事件を受けての措…

朝鮮の挑戦は続く

朝鮮の人工衛星打ち上げについて、一貫してミサイルだと言い続けた日本のメディアは、失敗を「惨め」(朝日新聞)などと侮辱し、歴史的な4月を汚した。しかし、朝鮮は金正恩最高司令官を党と国家の最高位に推戴。金…

〈それぞれの四季〉帰日前とは異なる世界/林綾美

世界旅行から帰ってきて、あっという間に3週間が経った今、旅をする前とは違う価値観を持っている自分に驚くことが多い。これまで当たり前だった風景は、大きな世界の一つの例に過ぎなかったということを再認識する…

平壌の「新しい風」

金日成主席の生誕100周年に際して、世界各国の代表団が平壌を訪れた。総聯と在日同胞による祖国訪問団も数多く、市内のホテルは全て満室だという。日本の政府やマスコミが人工衛星打ち上げにかこつけた「迎撃」騒…