公式アカウント

〈徐千夏先生の保健だより〉6月「学校はコミュニケーションの練習場」(下)

先月は最近の子どもたちのコミュニケーション能力についての実情をお伝えいたしました。 保健室にいて常日頃から思うことは、痛いとやってくる子どもに「いつ頃から?」「どこらへんが?」「どんな痛みが?」と、聞…

〈取材ノート〉33年目の光州

33年前の1980年5月、南朝鮮の全羅南道光州市(現在は広域市)で繰り広げられた軍による民衆虐殺。死者、行方不明者、負傷者は数千人に上った。 現大統領の実父である「維新独裁者」の暗殺(1979年10月…

〈閑話休題〉「屁理屈と八つ当たり」―橋下妄言

橋下市長の「慰安婦制度は必要」との発言が指弾されている。言葉をクルクル変えて、煙に巻こうとする。国際社会から問題視されると、記者の日本語能力のせいにしたり、言い訳と八つ当たりのオンパレード。

運動のひとつの結果

西日本で元気の出るニュースが相次いだ。京都では、1万3千400坪の広大な敷地に、京都初級の立派な新校舎が建てられた。三重では、長らく活動が停滞していた県青商会が再出発。「学校のため」「子どもたちのため…

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 5〉チョゴリでおめかし

月曜日から土曜日まで0〜4歳までを預かる金正淑週託児所。 園児たちは親に代わって朝起きてから寝るまで世話する保育員にすっかりなついている。 写真は最近やっと、チマ・チョゴリも自分で着られるようになった…

〈それぞれの四季〉積み重ねていく「ありがとう」/朴明仙

最近、同級生や身近な同胞の結婚式が続く。 結婚式の中でも、私が好きなのは新婦から両親への感謝の手紙だ。日頃のありがとうとは違う、結婚式での「ありがとう」は5文字とは思えないくらいの感動がある、なと聞く…

事実を歪曲した映画

現在、「ハナ 奇跡の46日間」という映画が公開されている。1991年、千葉世界卓球選手権でのコリア統一チームの活躍を題材とした劇映画だ。「感動した」という感想を耳にすることが多く、集会などで宣伝チラシ…

平和を求める人たち

朝鮮戦争当時、父親を米兵に生き埋めにされた70代の女性は、拳を握りしめ、震える声で記者に訴えた。「私に銃をくれたら今すぐ仇を討つ」。それまで落ち着いて言葉を丁寧に選ぶようにして話していた女性が、その瞬…