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〈取材ノート〉自立育む家族愛

10日に行われた朝大入学式。日本各地から集まった新入生と保護者たちを取材し、いろんな家族愛に触れた。晴れの日に、普段はあまり見せない互いの気持ちを確かめ合い、ともに新たな一歩を踏み出した清々しい親子の…

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 62〉中学生のガールズトーク

新たに整備された万寿台芸術劇場前の広場のベンチに腰をかけ、学校帰りの初級中学校1年の女子生徒がガールズトークに花を咲かせていた。 楽しそうに話している彼女たちにクラスの男子の話でもしてるのかと尋ねてみ…

黄色いリボン

黄色いリボンは、以前から「帰還」を願うシンボルだ。各国でそのイメージが様々な活動に使われてきた。南でも昨年から黄色いリボン・キャンペーンが展開されている。295人が犠牲になったセウォル号沈没事故。いま…

「朝ロ親善の年」開幕

朝鮮解放、ロシア戦勝70周年に際し、両国は今年を「朝ロ親善の年」と位置づけた。そのイベントが14日に開幕。両国の代表らは、文化学術交流、国際自動車運送協定、中央銀行間の協力などの議定書に署名。経済およ…

〈それぞれの四季〉求められるもの/孫正恵

4月は出会いや始まりの季節。私が理学療法士として今の職場に勤めて5年目になる。 私の職場は地域柄か同胞の利用者さんが多い。「アニャシミカー」と声をかければ、「あなたのコヒャン(故郷)は何処?」「プモニ…

〈それぞれの四季〉誕生/李麗賢

先日、久しぶりに実家に帰った。生まれたばかりの甥っ子を抱きあげる日を待ちわびていた。 身近な命の誕生の知らせをきいた次の日、私は6年生の授業で吉野弘の「―I was born―」という詩を一緒に読んだ…

〈取材ノート〉史実の重みを知る

4月から、「“歴史歪曲”の現場から」と題した連載を始めた。各地で、「強制連行」の事実が示された説明板や碑の撤去、資料館からの加害展示の撤去などが相次ぐ中、その史実をたどり、そこで抗う人々の声を届けよう…

朝鮮と日本で入学式

「新入生たちを熱烈に祝賀します」と書かれた花門をくぐる愛らしいわが子。その姿をビデオやカメラを手にアボジたちが必死で追う。このような光景は毎年4月、平壌市内の小学校で見られる。時代の変化を痛感させられ…