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「都立」の頃の朝鮮学校

最近、「都立朝鮮人学校の日本人教師」(梶井陟著)という本を読んだ。もともとは1966年に刊行されたもので、3月に岩波書店から文庫本として出版されたものだ ▼解放後、日本全国に朝鮮学校が作られるが、48…

〈取材ノート〉こんな時代だからこそ、朝大に

人生に「原点」があるとすれば、個人的にそれは朝鮮大学校時代ではないかと考えている。朝大には学生たちの多様な好奇心と感受性を尊重する環境がある。その中で、現在と未来に繋がる自分の軸を導きだすことができた…

「かいらい」の意味

かいらい。朝鮮は南の政権をこう呼ぶ時がある。南朝鮮が成立して以来、実質的に操るのは米国だという認識に基づき、米国の操り人形に過ぎない南の政権を非難する意味が込められている。「韓国」が身近になった世代に…

祖父母との面会

横田めぐみさんの娘、キム・ウンギョンさんが日本に住む祖父母とモンゴルで面会した。帰国後の会見で横田滋さん、早紀江さん夫妻は「夢のようなことが実現した」と述べた。

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 30〉実の母娘のように

とある農家。 仲良く夕食の準備をする嫁と姑。 楽しそうに話している様子は実の親子のようだった。 「無口な息子より話が合う」「働き者で息子をしっかり支えてくれている」と息子のつれあいをベタボメしながら快…

良質な国産商品

朝鮮の経済発展を肌で感じる機会が増えた。主には平壌市内のことではあるが、相次いで建設されるレジャー施設や高層住宅、渋滞する道路、カラフルになった人々の服装など。「日々変貌する」という表現がまさにぴった…

〈閑話休題〉共に歩む仲間として―3・8国際女性デー

8日は「国際女性デー」であった。今から110年前の1904年3月8日に、ニューヨークで女性労働者が参政権を要求してデモを起こしたのが発端だという。この日世界各地でさまざまな催しが行われる。朝鮮でも毎年…

〈取材ノート〉ウリハッキョで育った選手たち

本紙2月18日付から同胞プロサッカー選手たちの熱い思いや夢を紹介する「蹴球七日」の連載を始めた。取材のため川崎フロンターレに所属している安柄俊選手(23)を訪ねた。 安選手は大学界屈指のストライカーと…