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〈FOCUS!〉色褪せた写真

昨年始まった在日朝鮮人1世へのインタビュー連載「記憶を歩く」。この間、取材した方々の中には既に亡くなられた方もおり、「歴史」として表面化されない声を記録する大切さをひしひしと感じている。

分会長から教わった心得

11月10日に開かれる「総聯分会代表者大会2024」に向けた大衆運動が各地で繰り広げられているなか、本紙では総聯分会長による対談や分会の活動について紹介した(5月8日付)。 分会長を交えた対談は、これ…

登山と同胞

山に登る理由を問われると「そこに山があるから」と冗談交じりに言ったりする。ニューヨーク・タイムズ1923年3月18日付に掲載されたイギリスの登山家ジョージ・マロリーの言葉を引用したものだが、意訳されて…

〈新報ウリマルナビ〉「今まで以上に」は「이제까지이상으로」?

間違った文章を正しながら、ウリマル(朝鮮語)に関する知識を紹介する。 どこを正す?   모두가 이제까지이상으로 합심하여 경기에 림하였다. (みんなが今まで以上に心を一つにして試合に臨ん…

七輪と焼肉

七輪といえば焼肉を思い起こす読者は少なくないだろう。「七輪を囲む」と「焼肉を食べる」を同義語ととらえる同胞も多いはずだ ▼西東京青商会が主催する「大焼肉モイム」(12日、西東京第1初中)には青商会メン…

展望がある国

先頃、就任式を終えたロシアのプーチン大統領は、2030年までの国家発展目標と36年までの展望を盛り込んだ大統領令に署名した。

表現者として/玄明淑

昨年末、意を決して開催した個展「温故知新」のメインテーマは済州四・三であった。二十代の頃、一度取り組んだテーマであったが酷評され封印、四・三70年を迎えた春に書いた「済州四・三抗争」は、それまで重ねて…

経済安保と無縁の国

新型コロナによるサプライチェーンの寸断、ウクライナや中東における戦争長期化など世界情勢を背景に、経済安保という概念が、軍事的安全保障と共に重視されるようになった。米国が追随勢力らと画策する経済安保協力…