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〈それぞれの四季〉お弁当リレー/金春玉

私が一日で一番好きな時間はお昼ご飯の時間だ。お弁当を広げ、子どもたちの話に耳を傾けると自然に笑顔がこぼれる。 児童らの話は様々だが、私が弁当を広げるといつもの決まり文句が飛び交う。 「今日は誰のオンマ…

北南の緊急接触

露骨な侵略戦争行為と北が見なしている大音量の謀略放送が軍事境界線一帯で流され、北で準戦時体制が敷かれるなど、一触即発の緊迫した中での北南高官による「緊急接触」だった。22日18時に始まった接触は1度の…

〈取材ノート〉民族心芽生える場

「ウリマルをもっと学びたい」「民族の大切さを知った」 朝鮮民族を感じる瞬間だ。 大阪、奈良、和歌山ブロックのサマースクール(9日~11日)で、日校生たちは同じルーツを持つウリトンムたちと共にキムチ作り…

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 70〉食欲満点

大きく口を開きパンをがぶり。 「丈夫な体は国の宝」。 朝鮮の託児所などでは子どもたちが適正体重であることを目指している。 豆乳、パン、果物などが支給され託児所では栄養管理を徹底。 また定期的に適正体重…

「安倍談話」非難

大国には媚びへつらい、自分より弱いと見る相手にはごう慢な態度をとる国に対して、妥協的態度をとってはならない。朝鮮国防委員会は安倍首相の「戦後70年談話」を「過去の罪悪を否認するもの」、「軍国主義亡霊の…

未来への投資

祖国解放70周年に際して、12日付に特集「私と8.15」を掲載した。解放と分断、統一への思いについて、上は94歳、下は40歳まで男性5人、女性3人の計8人がそれぞれの立場で自身の体験談を話してくれた …

70年談話と名演説

「罪の有無、老幼いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。…全員が過去に対する責任を負わされているのであります…」。これは、ドイツ敗戦40周年にあたる1985年5月、ヴァイツゼッカー…

歴史に埋もれたタイムラグ

襟、皿、餅、文字盤、追い越し。教育の場では「よーい、ドン」。祖国の人々と交わす会話の中に立ち現れる、植民地支配の残滓である。日本語話者である筆者にとっては異質に感じられるこれらの言葉を、人々はごく自然…