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〈取材ノート〉同胞社会の財産

7月29日、30日にかけて京都で開催された文芸同中央主催舞踊コンクール。「在日舞踊愛好家たちの祭典」ともいえるこのコンクールは、10回目の節目を迎える今年も各地から多くの舞踊手たちが詰め掛け、大盛況で…

「違い」越え心一つ

8月初旬、日本市民20人以上が東京中高を訪れた。「…広くて大きいですね。風格があって。もっと小さいと思っていました…」。メンバーの一人、後藤さんはこう言って東京中高の全景を眺めていた ▼後藤さんら一行…

〈取材ノート〉鋼鉄はいかに鍛えられたか

3年ほど前だろうか。1930年代ニコラーイ・オストロフスキーの某小説を読み切ったとき、感動が収まらず、主人公パーヴェル・コルチャーギンの生き方に本気で憧れた。文学とはまったく恐ろしい。こんなにも人を煩…

〈愛舜の本音トーク〉一度きりの、ワンサマー

夏ですね! 毎日暑いですね……。さて、夏と言えば、どんな印象があるでしょうか。ただでさえ暑くてうんざりしてるのに、子どもの夏休みの予定に毎日毎日スケジュール振り回されて大変とか? なんでか義理の実家に…

60年代のスポーツ活動

61年8月25日に結成された在日朝鮮蹴球団の初遠征は、博多まで各地を移動しながら10日間で7試合をこなすというハードスケジュールだった。疲労もあって1試合は0-4で落とした。「同胞たちは怒ってバスが消…

〈取材ノート〉創られた道を

主催者側も驚くほどだった。7月30日、東京中高多目的ホールで行われた「東京判決を前に~広島・大阪判決を考える学習集会~」の参加者は約400人。開始時刻を過ぎても会場に駆けつける人が絶えず、配布資料を何…

〈取材ノート〉「国際都市」横浜

「横浜のイメージとして、しばしば「国際性」が挙げられる。実際に、市民意識調査では、横浜を最も良くあらわすイメージとして約6割もの市民が『異国情緒・国際都市』を挙げている」 横浜市国際局の「横浜市国際戦…

〈くらしの周辺〉地元の朝青イルクン/李星燦

新米記者になった後輩から本コラムの執筆依頼を受けたが、貴重な紙面の一部を駆け出しの朝青専従活動家である自分の文が占めると思うと正直かなり悩んだ。