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〈愛舜の本音トーク〉誰がために

国立の児童館「こどもの城」の存続を求める運動に携わっていたときのこと。ある日の作戦会議のあと、一緒に運動に関わっている方から、「子どもたちのために頑張りましょうね!」と声をかけていただいたんです。その…

歴史家の山田昭次さんが出版「戦争下の教育を受けた私が戦後歩んだ道」

日本の近代の思想史を、虐げられ差別され続けた民衆の側から解き明かしてきた歴史家の山田昭次さん(87)がこのほど「戦争下の教育を受けた私が戦後歩んだ道」(私家版)を刊行した。山田さんは満州事変勃発の1年…

〈くらしの周辺〉「在日の孤独」/韓哲秀

父の仕事の関係で山形に引っ越し、小2の1年間は山形市立鈴川小学校に通った。大阪に帰って来たあと小3の1年間は西生野小学校に通った。日本の学校に通った2年間はとても貴重な時間だった。いうまでもなく生野区…

中国政府による招請

朝鮮半島情勢の報道や解説で日本のメディアは、事あるごとに朝中間の関係冷却について指摘する。大抵は、米日南の強硬路線に「北の友好国」が歩調を合わせ、「国際的な対北包囲網」が強まるという筋書きだが、移り変…

6年

6年前の3月11日、宮城県の沿岸部で焼肉屋を経営していた同胞は、東日本大震災の津波被害に遭った。店舗内を清掃しているとき、震災直後に祖国から届いた慰問金50万ドルの一部を、作業服姿で被災地に入った総聯…

〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 16〉アカツクシガモ

全身褐色で頭部は白っぽく風切りは黒い。ユーラシアに広く棲息しウリナラには越冬にくる。もしかしたら80年代に朝鮮大学校を訪れた方はご覧になったかもしれない。祖国から遥々やってきたアカツクシガモ。購買コー…

〈閑話休題〉仲間とのつながり

笑顔いっぱいの朝鮮学校 弱者、少数者にとって仲間とのつながりはかけがえのないものである。大よそ1世紀以上前に玄界灘を越えて日本へ渡ってきた同胞たちは、親族や知人、同郷の者を頼りに、異国の地・日本で肩を…

〈取材ノート〉娘たちの還暦祝い

昨年、総合模範分会に表彰された総聯大阪・東大阪南支部寿分会の新年会(2月5日)で、今年還暦を迎える同胞夫婦が祝福され、花束が贈られた。 還暦夫婦と共に、その娘たちも舞台にあがった。一家は両親と5人姉妹…