公式アカウント

〈取材ノート〉「加害者」意識の欠如

「長く生きても、辛い…戦争責任のことを言われる」 「戦後の復興から今日の発展をみれば、もう過去の歴史の一こまに過ぎない。お気になさることはない」 8月末、晩年の昭和天皇と側近のやりとりを記した日記が見…

アジア大会で北南交流

第18回アジア競技大会の女子レスリング57キロ級に出場する北のチョン・ミョンスク選手が、現地での練習中に激しくぶつかり唇から血を流すハプニングがあった。慌てて駆けつけたのは南のトレーナーだった。幸いに…

〈取材ノート〉関心

新たなものとの出会いは、もとあった関心の幅を大きく広げてくれる。まったく関心がなかったものに、いつしか興味を持ち積極的に考えるようになる。それはすべて、些細なきっかけから始まることを、昨今実感している…

〈ピョンヤン笑顔の瞬間 113〉心もはずむ

緑に囲まれたトランポリンの中心には、姉の補助を受けながら空をあおぎ垂直に跳びはねる男の子の姿が。 少し背が伸びた気分なのか、空との距離が少し縮まったのが嬉しいのか、男の子のうれしそうな表情は見物者の心…

東京で初の合同討論会

「本日は歴史に残る特別な日です。こうして朝鮮新報と公開的かつ合法的に討論会を開いているからです」。本社とWeb統一評論、南のインターネットメディアである民プラスが共催した討論会(9日、東京)の主催者あ…

労働者階級の底力

スタンドの一角に突如浮かび上がった「ウリヌンハナ」(われらは一つ)の巨大な文字。「統一サッカーソウル市民サポーターズ」によるカードセクションは会場全体をあっと驚かせた。「聞いてないよ!」と、隣りにいた…

プーチンの期待

祖国解放記念日の8月15日、労働新聞1面に金正恩委員長とプーチン大統領が交換した祝電が掲載された。委員長は「抗日大戦の日々に共に戦った伝統」は「朝ロ親善のルーツ」であり「両国関係を新時代の要求に沿って…

〈取材ノート〉「別に何もやってへんで」

答えは現場に出向けば見つかる。各地に根付いた同胞たちの生活の中には、独自の文化があり、闘いがある――。 記者生活を通して胸に刻まれたこと。どこに行っても裏切られたことは一度もない。どうやらこれはある種…