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希望をもたらす存在に/姜希純

弁護士になるためには、1年間の実務修習を経る必要がある。修習では、弁護士だけでなく、裁判官や検察官の職務も経験する。私も大阪で1年間修習に取り組んできたが、それも終わりに差し掛かり、4月からはいよいよ…

〈人・サラム・HUMAN〉朝青栃木県本部常任委員兼下都賀班・班長/李尚龍さん(24)

「同胞たちのおかげで」 20歳の時、就職を機に地元・埼玉を離れて、栃木で暮らすようになった。 現在、建設機械製造会社の経理として働く傍ら、朝青栃木県本部の常任委員兼下都賀班の班長を務めている。 「まさ…

2046年への大きな一歩

昨年9月のウリ民族フォーラムから約5カ月。熟慮を重ね、いよいよ「西東京民族教育開花期プラン推進委員会」が始動する。1日、総聯西東京本部管下の活動家や青商会メンバーなど51人からなる推進委が正式に発足し…

国境越えた闘いの記憶

先日、本紙に掲載された黒人運動家の寄稿で、朝鮮と米国黒人解放運動の間に築かれた連帯について触れられた。双方が発行した新聞などに目を通すと、当時の闘士たちのリアルな息遣いが感じられる。

感謝/趙晃來

私と妻は同じ日本の大学の寮で暮らしていた。お互いに大学時代は特に接点があったわけではなく、名前と顔が一致する程度しか知らなかった。しかし卒業後、偶然にも同じ町で暮らしていて、駅前のコンビニで再会。それ…

肌で感じる変化

「5年間で平壌は変わった」、市民はそう口を揃える。現代的なニュータウン、最新科学技術が導入された経済、教育施設などの実体は、平壌の発展像を直観的に示してくれるが、変わったのは目に見えるものだけではない

AfDの躍進を見て

「自由民主主義の危機」は誰の目にも明らかだ。社会の分断が極限に達した米国だけではない。ドイツの総選挙で排外主義的な主張を掲げた極右政党AfDが躍進した。現在、EU加盟国で右派勢力が政権に参加している国…

異郷で抱いた誇り/夫星琴

海外でボランティアをしようと決めた理由は、「人助けをしたい」でも「新しい生活を始めたい」でもなかった。在日朝鮮人の存在を知ってもらい、ウリハッキョのことを伝えたかった。それを聞いた人々がどんな反応を示…