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感染者がいない秘訣

わが国ではまだ1人の新型コロナ感染者も発生していない。労働新聞4日付はこう改めて強調し、これまで6カ月間の国家非常防疫事業を総括した ▼同紙は「世界的に感染症が発生した初期から先制的で決定的な防疫対策…

歴史を隠蔽する日本

5月に米国で起こった黒人男性の死亡事件を機に、人種差別への抗議が世界各地で起こっており、欧州では奴隷貿易などとかかわりの深い人物の銅像が撤去する動きが起こっている。ロンドンで6月9日、奴隷貿易に携わっ…

〈それぞれの四季〉最後のコラムにあたって/李月順

アプロ女性ネットの原動力になっているのは、「なぜ、実態調査に取り組んだのか」という問いに対する答え―尊厳をもって生きることができる社会を次の世代に引き継ぎたいという思いである。実態調査は、私たちの存在…

卡倫会議90周年

中国吉林省長春県の卡倫で1930年6月30日から7月2日にかけて行われた会議は、チュチェ思想の原理と朝鮮革命の路線が示されたことで知られている。今年90周年を迎える。金日成主席が18歳のときだった ▼…

手痛い教訓

負け犬の遠吠えには自己正当化のための虚飾と歪曲がつきものだ。トランプ大統領に解任されたボルトン前補佐官の回顧録もその類だろう。但し、在任中に朝米対話を破綻させようと奔走した「超タカ派」の頭の中にも敵味…

〈取材ノート〉アイスにざわつき

朝大の食堂の冷凍庫を開けると、アイスが山のように積んである。それが毎日、昼食後に配られる。照りつける太陽から逃げるように寄宿舎に戻り、舌の上の冷たさを味わいながら、学友たちと談笑にひたる…。今の朝大の…

615共同委結成の意義

6・15共同宣言の発表から20周年という節目は、北南関係が極度に緊張した中で迎えた。それでも在日同胞社会や南朝鮮では統一を願う同胞らの声を集める取り組みがあった。その主催団体のほとんどが6・15共同宣…

〈それぞれの四季〉さて、何がしたいの?/李勇燦

ドイツで研究を始めて丸2年が経った。当初は考え方の違いに戸惑うことが多かった。例えば、困ったことがあって事務室を訪ねたとき。「それは私の仕事じゃないから助けることができないわ。ごめんなさい」。こうした…