
〈春・夏・秋・冬〉声をあげること
2021年06月11日 09:02
4月の出来事。電動車いす利用者の女性が静岡県熱海市へ旅行に出かけた際、乗り換えのJR小田原駅で駅員から最寄りの来宮駅は階段がある無人駅だと伝えられた。そこで降車時の介助を依頼。しかし、約1時間交渉する…

〈取材ノート〉朝大が「原点」
2021年06月08日 09:55
朝鮮大学校体育学部出身で、現在ラグビートップリーグ(TL)のクボタスピアーズに所属する金秀隆選手(23)が、ジャパンラグビーTL2021の新人賞を受賞した。朝鮮学校出身の同胞選手が新人賞を受賞するのは…

〈春・夏・秋・冬〉「平壌乙女」が鉱山へ
2021年06月07日 10:19
朝鮮の青年たちが最近、生まれ育った故郷を離れ、条件が厳しい農場や炭鉱、鉱山、工場など各地の経済部門に率先して進出しているという。中には咸鏡南道剣徳地区に志願して赴いた平壌市や黄海北道の青年たちもいる …

〈それぞれの四季〉大学時代の思い出/洪滉仁
2021年06月06日 08:00
大学時代を振り返ると、留学同活動には目一杯情熱を注いだが、残念ながら学業はからっきしだった。もっと真面目に学業にも励んでいれば良かったと後悔の念は絶えないが、それでも唯一真面目に取り組んだものがあった…

〈ゆんすんの散歩道2〉コスモス学級
2021年06月05日 08:00
ウリハッキョの校長との面談を通して、私が次男のダブルスクール先に選んだ支援学級の決め手は、そこに息子と同じダウン症の子どもが複数いたことと、「ウリハッキョのような雰囲気」があったためだった。

〈春・夏・秋・冬〉血肉となった文学
2021年06月04日 09:01
本紙5月26日付より朝鮮の小説「道づれ」(キム・ビョンフン作)の連載が始まった。この作品、大学時代に朝鮮語と日本語の両方で読んでいる。朝鮮語学習の一環だったと覚えている。

〈春・夏・秋・冬〉ジェノサイド認定
2021年06月01日 11:39
日独はともに第二次世界大戦の加害国、敗戦国として、その戦争責任・戦後補償の取り組みを比較されることが多い。ドイツがナミビアで犯した大量殺人について「もう一つのジェノサイド」と公式に認めたことは、翻って…

〈春・夏・秋・冬〉63年前の鉄道工事
2021年05月31日 09:47
平壌市1万世帯住宅建設に励む青年に1通の封筒が届いた。送り主は地方に住む祖母だ。しかし封筒には、色あせた1枚の写真しかなかった ▼写真は祖母が昔、海州―下聖鉄道工事でともに働いた仲間たちと撮った写真だ…