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念願の北海道開催

日朝教育シンポジウムが3日、北海道初中高で行われた。北海道初中高での開催はコロナ禍により、一度中止せざるを得なかった。その経緯を経て「念願の開催」となったが、それ以上の思い入れもあった。

“愛校に卒業はない”

来年学校創立65周年を迎える群馬初中で、より多くの支持、協力を得ることを目的に10月5日、日本の市民らを対象に対外公開授業を開催した。 来校者たちが授業参観する中、緊張した面持ちで授業を受ける児童・生…

追いつき追い越せ

ここ数カ月間、朝鮮がスポーツの国際大会で目覚ましい活躍を見せている。少数精鋭で臨んだパリ五輪では銀2、銅4を獲得し、アジアテコンドー選手権は国別順位で断トツの1位。サッカーU20女子W杯で頂点に立ち、…

寒さ忘れる連帯のアツさ

北海道における青年たちの朝・日友好運動を取材するため釧路で行われた第54回北海道青年学生平和友好祭典(9月21、22日)に参加した。 「反帝連帯・平和・友情」をスローガンに掲げた同祭典で、日本の青年た…

戦時戦後の共通姿勢

新潟・佐渡鉱山での強制労働、山口・長生炭鉱での水没事故、そして京都・舞鶴での浮島丸爆沈―。日本が朝鮮を植民地支配した当時の問題が、相次いで動きをみせている。国や行政が、反省や謝罪の意を表したのではなく…

朝青活動の可能性

7月初旬、朝青の愛国的大衆運動「1(ハナ)」(2023年10月1日~24年5月28日)の運動期間に、朝青岡山支部・大元中央班、倉敷支部・緑町中央班、水島玉島班の3つの班を再建した朝青岡山の経験を取材し…

自らを知り、未来を見据える

過去を知ることは今を知ること。取材地に赴く前も、過去の記事や資料を読み通すのが常だ。ホン・ヨンウ回顧展の前には故・洪永佑さんが本紙に寄せた連載「朝鮮の風物・その原風景」を興味深く読んだ。そうして訪れた…

素敵なリュック

8月27日から9月1日にかけて千葉で開催された「百美+」による美術展「『101・人』関東大震災から101年―人災の記憶を未来に伝える―」には、多くの人が訪れた。 来場者の中で目に留まったのは、素敵なリ…

恥ずかしがり屋のメダリスト

シャイで口数が少ない女の子。朝鮮飛び込み界のエース、キム・ミレ選手(23)の初印象だ。かのじょを初めて取材したのは2018年、ダイビングワールドシリーズ富士大会で来日した時だった。極度の人見知りなのか…

卓球王国で人気急増

パリ五輪卓球混合ダブルスで金メダル候補にあがっていた相手ペアを次々と撃破したリ・ジョンシク(24)、キム・グムヨン(22)ペア。その強さの背景には「伝統的な『朝鮮ならではの卓球』をつくり上げ、発展させ…

須磨から高砂まで歩く

兵庫の在日朝鮮人1世、全在鴻さん(92)は「そうだ」を意味するであろう「ヤ~」が口癖だった。家族と共に5歳で渡日した全さんの人生は波乱万丈そのもので、連載枠では紹介しきれなかった内容がたくさんある。 …

歴史の一部を知る

先月、徳島県内にある山城町地下秘密発電所について取材をした。発電所は、日本の植民地の時期に強制連行されてきた朝鮮人たちが労働を強いられた現場の一つだった。 取材に同行してくださった総聯徳島県本部の崔永…

旅路が教えてくれたこと

潮風が頬をなでる。目の前には群青色の海に、晴れ渡った青空ではなく、あいにくの曇り空。「歴史の『語り部』を探して:関西編」の取材で兵庫・室津に降り立った。曇り空は港町に、ゆったりと流れる時間を際立たせて…

記者として母校へ

6月14日から16日にかけて茨城初中高で第16回セッピョル学園が行われ、筆者は初めて母校を取材することになった。 筆者が初級部6年生の時の2009年から始まったセッピョル学園。中級部3年になるまで毎年…

「きょうだい国」と共に

妙香山の国際親善展覧館を訪ねた人は目にしたことがあるかもしれない、「酒器を手にしたワニの剥製」。金日成主席に贈られたこの剥製が、どの国からの贈呈品かご存知だろうか。ラテンアメリカのニカラグアだ。最近、…

同胞との「約束」果たす

6月、サッカー男子朝鮮代表が2026年W杯アジア最終予選進出を決めた。3月にアジア2次予選で日本代表と対戦(東京・国立競技場)し、在日同胞たちに大きな勇気を与えた朝鮮代表。「同胞たちにいい姿を見せられ…

衛星と「ミサイル」

「ミサイル発射、ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、または地下に避難してください」 5月27日夜、放送中の番組画面が切り替わり物々しい警報が流れた。日本政府によるJ…

軽はずみな発言

5月20日、参議院議員会館で「こども基本法及び子どもの権利条約を誠実に遵守し朝鮮学校の高校無償化、幼保無償化を求める緊急集会」が開かれた。集会には、朝鮮学校の教職員や保護者、学生と日本市民らが参加。文…

勝ちにいくオモニ

ママさんバレーは、在日同胞社会で「オモニ(母)バレー」として親しまれている。先日、オモニバレーの中央大会(主催=女性同盟中央)が6年ぶりに開かれた。 本戦の他に交流を目的とした親善試合が行われたが、と…

自慢の先生

「朝鮮学校は、日本や国際社会で活躍する人材を多数輩出しています。その中でも、私が一番自慢したいのは、朝鮮学校の先生たちです。かれらは身を削って学校を守り、学生たちを育てています」 金日成主席生誕112…