〈それぞれの四季〉手をかける、目をかける、心をかける/姜美蘭
2017年03月08日 13:44 コラム 文化・歴史いま8歳、6歳、2歳の三兄弟を育児中だ。
毎日バタバタと過ぎて行く。
長男次男がまだ小さかった頃、地域の子育てサークル主催の子育てセミナーで、講師の 先生がおっしゃっていた言葉が忘れられない。
「赤ちゃんのうちは『手をかける』」
「大きくなると『目をかける』」
「もっと大きくなると『心をかける』」
三男は、ご飯も自分で食べられるし、服も自分で脱ぎ、着たがる。もう『手をかける』時期も過ぎたのかな。一方、長男次男は、心も体もどんどん成長して行っているので、その分しっかり『心をかけて』見てあげないとと思う。
また、ある講演会では「子どもの言うことすべてを、『受け入れなさい』とは言いません。子どもの言うことを『受け止めて』あげてください」と。
それは決して甘やかしではないと言っていた。
講演会だけでなく、同年代のオモニと話していても、子育てについての発見はたくさんある。それに、三男を産んだばかりの頃、赤ちゃんの世話や日々の家事に追われていたら「オンマ!(眉間にシワ寄せて)ウ〜! ってしたらダメ。(ニコっと笑って)イ〜! ってして」って次男に言われたことがある。子どもからも気づかされることが多い。
親も子も十人十色で、正解のないのが子育てだ。毎日笑顔で賑やかに過ごすのが幸せだな〜。
4月から3兄弟がバスに乗ってハッキョに行く姿を見るのが楽しみでしょうがない。(子育てサークル・プチエンジェル責任者)